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海水を汲んできて自家製塩作り①まず海水を汲みに行く

さあ、いよいよ塩作りするぞーーー!!


まず何よりも大事なのは、海水を汲む事。 20ℓのポリタンクに、数個ぐらいでは話にならない。 この農業用のローリータンク(300ℓ」)を使う。 未使用のが廃材として倉庫に眠ってたものを、数年前にもらってあった。

「天ぷら油を入れるのに使おかな。」 と、思いながら、 200ℓ×3の沈殿&貯蔵タンクがあるので、これは放ったらかしになってた。


天ぷらカーの大工道具の引き出しが邪魔になる。


このシステムは数個のパーツを置いてあるだけ。 簡単にバラせる。


引き出しを取って。


こんな感じ。


久々に広くなった。


ローリータンクにバルブをつける。


これで、いつでも海水を入れられるようになった。


海水がこぼれてもいいように、軽トラの幌を敷いて、タンクを据える。 これで、庄内半島にしゅっぱーつ! まずはヨウスケくんの家の前の海を目指す。 丁度満潮時に着くように。


ヨウスケくんの家の近くの海は東側で、風が強くてゴミが寄ってて汲むのに不適だと、彼が判断。


湾の中は雰囲気はいい感じだが、船からは油が出るので、ここも不向き。


これは半島の反対側(西側)に移動した所。 ここで、やはり大工チームの一員として手伝ってくれたユウキくん一家も駆けつけてくれた。


防波堤の入り口ギリギリに寄せる。


こっちは打って変わって、波がなくって汲みやすい。


透明度も高くて超キレイ!

ドバーッと海水をタンクに入れる。


僕と野遊、土歩、あっこちゃん、ヨウスケくん、ユウキくんと大勢で汲んで汲んで、あっという間に一杯。


引き上げだーっ!


すぐさま廃材天国に帰り、海水を炊く準備。 移動式カマドに寸胴なべ。


廃材のトイを金切りバサミでカットして即席で作った。


前回の記事のヒジキと同じ要領で炊く。


風向きが悪かったので、釜の角度を変更。 土歩が火の番をしてくれるのでありがたい。


寝る直前まで炊き続けた。

海水が蒸発して減っては新たな海水を足して炊く。 その繰り返し。

この日は午前中汲みに行って、午後から深夜まで炊いた。 それでも、まだまだ海水はたっぷりある。

一日炊いてみて、これぐらいかー。 この自分の労力を払った結果については、過去のあらゆる作業の能率を網羅させる。 出た答えは、「これよりも確実に少ない労力で能率を上げる方法は必ずある!」。 というものだった。

薪で焚く事に関しては陶芸においても生活においてもうるさい僕としては、ある閃きが来た! どう考えても、このペラペラの移動式カマドは熱効率が悪い。 それに、2つある事で常に2つの口に焚き物を供給する事を迫られる。

これらを解決する方法は一つしかない。 上にかける釜に関しては、ステンレスの寸胴でもしかたがないとして、下の窯部分に問題がある。

じゃあ、即席でもええから窯を作ろう! という事で、次回に続く!!

どうなるのか???

やってる本人が一番ワクワクしてるーーー!!!

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