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残り物から閃く、天才的アレンジ料理


何を作っている所でしょう?

餃子にも見えるな。

これは揚げパンの生地。


中にカレーの残り物を詰めてフチをネジって完成。


揚げるのは結構低温じゃないと、生地に火が入らないうちに外が焦げてしまう。


こんなん。


こちらはキッシュ。

カレーもキッシュもピザの出店の後のトッピングの残りを利用する事を考えて閃いた残り物処理料理。 カレーなんかは常に煮物の残りや南蛮漬けの漬けダレ、ドレッシングなどの残りを「ええいっ!」と入れられる。 市販の固形ルーなんぞなくてもどうにでも美味しく出来る。

ピザの残りというだけじゃなく、最初はシンプルな和風の煮物も飽きてくるとアレンジしたくなる。 やはり行きつく先は洋風になってしまう。

更にそのカレーも残って、揚げパンになった。 形態が変わると子どもたちも飽きてた料理の事は忘れて、俄然「わーい!」と喜んで食べる。 いくら美味しいものでも何度も同じものは食べたくない。 常に変化と新鮮さ、感動を求めるのが人間。 そこで、こういう手を変え品を変えという変化球がビシビシ決まるようになる。

キッシュにしてもピザのトッピングのキノコ類にサツマイモ、カボチャ、豆とヘビーな具ばかりの所に、豆乳ヨーグルトのサッパリ感とタルト部分のサクサク感で美味しく食べられる。 作ってる本人(あっこちゃん)は常に「う~ん、微妙やな。」とコクが足りなければ練ゴマを足したり、食感、風味、塩分、をアレやコレやで丸め込む。 要するに、「ん、これではちょっと、、、。」と思った時点で対策に手が動くので失敗というのはあり得ない。

「あるもんで」 「テキトーに」 「残りものをアレンジして」

これらのスキルには底がない。 場数と経験がモノを言う。 それと、和洋中、エスニック、あらゆる乾物や薬味、ハーブ、スパイス、調味料のストックも必要。 もらいものでも何でも素材があり、自由な引き出しから存分にアイデアを出せる。 大量にもらっても困るという現象は起きない。 それに、基本は「業者が加工して出来たものを買わない。」という自分の中でのルールがある。 こういう要が重要。

しかも、こういうスキルを子どもたちは体験しながら大きくなる。 「料理には失敗がない。」 というのはウチの子らには当たり前の事。

自給するにはお米や野菜というソコソコの量は必要。 しかし、自足するには「作る楽しさ」というクリエイト性が不可欠。 自分で作って、進化させて、新たな発見がある。 この繰り返しで、作る事が更に面白くなる。 そういうループに入ると、辞められない止まらないという無限状態。

後は個々の嗜好性。 自分の好きにする事しか出来ないのだ。

健康のため 環境のため 節約のため グルメのため 贅沢するため

これらは全て自分のため。 徹底的に全てを追及せよ。 さすればエゴという小さな領域だけでは満足できなくって然るべきなのだ!!!

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