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廃材で作った倉庫に扉を自作②(大きな観音開きの扉)

引き続き、パイプハウス倉庫の大扉作り。


土歩が職人として加勢してくれてスピードアップ。


筋交いだけでなく、更に間に細い木を入れてゆく。


こういう角度をキチンと収めるには、まず実際に角材を当てて鉛筆を引く。 で、鉛筆に従って丸鋸で挽くと、こういう風にキッチリ出来る。 どの部材も100%現場合わせ。


こんな感じの幾何学的な扉になった。 廃材の太い丸太をふんだんに使ったり、カオスな廃瓦とはうって変わった、キャシャなデザイン。 僕としては好みではないけど、まあこれはこれでいい。

そもそも、扉なのでピッタリさせる必要があるのと、左右対称という事。 更には、自作大蝶番がしっかりしてるとは言え、出来るだけ扉自体は軽く作りたかった。

という、こと建築に関してのデザインは用途、耐久性、材料と言った、制約まみれ。 その中にあり、材料代という普通はウエイトを占める要素がない。 それが廃材建築。 材料を買うという発想がないと自由度が高い。


スムーズに開閉する。

さあ、この扉に何を張るか???

当初は板をシングル葺きのように張るデザインを考えていた。 しかし、重くなるし、中が暗くなる。

一瞬、「ポリカの波板張ると軽くて速くて、中も明るいなー。」とか頭をヨギル。 ポリカの廃材は数枚はあるけど、こんな前面分はない。 まして、廃材天国での建築で買うという選択肢はない。

そう。

買わない。

こう決めてあるのだ。

この鋼の意思と、「おっ、アレ使えんかいな?」という自由な発想。 この組み合わせで、一本の柱も一枚の板も買う事なく、家族5人が快適に暮らす家が出来ているのだ。

組み合わせ大事

頑固一徹でも、優柔不断でも、いけない。 自分にとって、断じて動かしてはならぬ部分と、何でもいいじゃん♪という自由な部分。 コノ組み合わせさえ決まると、後は結果がついてくる。

話がそれてきた、、、。

いやいや、ポリカなんか買わんでも、代わりの廃材ないんか??

透明で軽くて中が明るくて、、、。

!!!

あるある!

しっかりした建材ではないけど、使えそうなのが。

明日には完成してると思うので、乞うご期待!!!

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