top of page

パスタもラーメンも作れるパスタマシンが最高

パスタマシンは超便利!


11/2、3の宇多津のイベントには冬也がパスタマシンを回してパスタも出店してた。 うちの「どくんご&手作り市」の時にも出してたけど、結構美味しく作るようになってきた。


その時の生地が余ってたので、昨日のお昼に家でやってみた。 パスタマシンを回すのはみんなやりたいので、順番で。


2㎜の細いカッターで切る。


冬也は本どおりに生地に卵を入れて仕込んでるので、まるでラーメンのよう。 トマトソースにも飽きたし、醤油ベースのラーメンにした。 昆布、いりこ、鰹節に醤油と味醂でうどんのつゆを作って、スリごま、ニンニク、しょうが、ゴマ油を入れるとラーメンのスープになる。 大人はラー油を多めに入れると完璧。 刻み海苔の風味も欠かせない。

パスタマシンを使えば、手軽に麺類の手作りが楽しめる。 今までは手打ちパスタの時に卵は入れずに作ってたので、余るとうどんにしてた。 今回の卵入りの麺は本当にラーメンそのもの。 トマトソースの手打ちパスタも悪くないけど、このラーメンには驚いた。 今度はコレを出店か!?

いやいや。 こういう本当に美味しいものを手作りしての出店には限界があると感じる。 そもそも、現地で茹でて出すとなると生産ペースも限られる。 やはり商売としては次々焼いてジャンジャン出せるピザが一番効率的。 それにしたって、年間10回もやってないしね。

心底こだわった食べるものを商売に結び付けるのは相当な困難さがある。 本物にこだわり、単価を上げても、多数のお客はついてこない。 それもこれも、巷にはびこる安い偽物がまかり通ってるからに他ならない。 だからマニア向けの市やマルシェで、少数限定という方向にならざるを得ない。

笑い話として、脱脂加工大豆にアミノ酸液と糖類の醤油もどきの事を醤油だと思いこんで常用してる者に本醸造の醤油を投与すると、拒否反応を示す。 偽物とはいえ、長年慣れ親しんだ味というのは、それがその者にとっての本物として刷り込まれるのだ。 保育園、幼稚園、学校の給食もしかり。 CMで大手の製品の刷り込みも激しい。 カレールー、シチューの素、ドレッシング、焼き肉のタレ、キムチの素、よせ鍋の出汁、粉末のうどん出汁、お好みソース、、、。 この社会ぐるみで作られる食のマトリックス。 そこから脱却し自由になるためには自分で手作りするしかないのだ。

実は安定した勤めを辞め、田舎暮らしや自給的な暮らしを選ぶ者程、うちのような純正の調味料や食材にこだわる。 でも、田舎であれば自給ともらいものにわずかの調味料と乾物で、素晴らしく美味しい料理が手作りできるのだ。 都会で特選素材を集めたグルメ志向のソレらとは「本物」のベクトルが違う。

本当に美味しいものとは金では買えないのだ。 幸せや豊かさを買えないように。

買えないものを創りだすのが自由に生きる原点だ!!!

bottom of page