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【減築現場】床断熱工事にはスタイロフォームが有効

築50年の民家の減築工事もお盆明けで3週目に入った。

一年で一番暑い時期に、焼けた瓦の解体からのスタート。 二階部分を解体した後、新たな小屋組みも出来た。 構造が完成し、室内の工事に入った。


前回残した、台所の床の解体からスタート。


あっという間に合板のフロア材がなくなる。


一旦コンパネで仮の床を作る。


外しておいた流しを再度設置して、冷蔵庫なども設置。


屋根の下地は完成したと思いきや、屋根板金の職人さんから駄目出し! ケラバ方向には破風板から15㎜、軒先方向には鼻隠し板から40㎜出しとかないと板金が施工出来ないのと事!!


一部剥がす。


軒先の野地板も数枚剥がす。


既存部分のケラバに破風板を入れて、そこから15㎜野地板を出す。


リペア完成。


新たに小屋組みをした方の軒先とケラバの方も指示通りにした。

板金屋根の下地を作ったのは初めて。 勉強になったーーー! やはり、全てを自分で完結させるセルフビルドと違って、他の専門職に任せる時にはこういう事を知っておかなければならない。

アルミサッシのペアガラスの事で、サッシ屋とも打ち合わせをしてるが、 昔のアルミサッシを外してきて、付けるのとは大違い。

アングル有、アングル無の違いや、半外と外付けの違い、 サッシを受ける部分からフロア天までが40㎜とか、 超知らない事だらけで、教えてもらいながら理解しつつ進めてる。


広間の座板も解体する。


こんなのは一瞬。


二日ぐらい仮の台所でご飯を食べてたが、ここもまた解体という目まぐるしさ。


ご飯はいよいよ外! キャンプ同然になって来たーーー!!


これは夜に電気工事を担当してくれてる伊藤さんから、野遊がLED照明の自作を教えてもらってる所。 木をLEDに合わせて切って。


この差し込み端子をつけるだけ。


こんな感じ。 LEDは蛍光灯と違って、「安定器」が要らない。 これも初めて知った。


ほんとに点いた!!


根太の間に、断熱材のスタイルフォームを入れる。


間にテープを貼る。


30㎜厚の杉のフロア材を張る。

という、お盆明けの三日間の作業だった。 次の週は五日間丸々の作業になるので、フロアや天井、壁の造作をどんどん進める。

キッチンが野外になり、メンバーの半分はテント泊というサバイバルな現場になりつつある。 それでもみんなのモチベーションは高く、本当に楽しい現場になってる。

僕自身も色々と勉強しながら、みんなも成長しながら。

色々と手伝ってくれるメンバーも入れ替わり、一日一日が、一期一会の現場。 色んな話が聞けて、本当に面白い!!

さあ、また明日から第四週目のスタートだぜーーー!!!

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