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【廃材利用】収納力の大きな作り付けの棚の作り方

二階の下の部屋化計画も長くかかった。 半分に仕切って、子ども部屋の方は完成した。


後の半分のこちらは食品収納庫として使うので、作りつけの棚を作る予定だった。


部屋を仕切った時に使った桟木の廃材は使っても使ってもまだまだある。 まずはフレームを作る。 ここに板を張れば棚になる。 非常にシンプルな棚。


コンパネでは雰囲気がイマイチなので、無垢の板を探す。 解体屋のダンプがドサッと持ってきた中で板っぽい塊がある。 大抵は太い丸太や角材が中心でこういう板系の廃材はレア。


下敷きになってる短くてキレイな杉板が結構あった。 「おおっ、あるある!」と探すプロセスにワクワクする。 自分ちの廃材でも大量にあって細部までは把握してないんで、必要に応じてこうして探す。


かなり集まった。 少々黒ずんではいるが、両面ともカンナのかかったキレイな杉板。


一列張り終えると、次の棚のフレームを作るという順番。


次の段。 フレームを作るために廃材を磨いたり、水平をとったりに多少時間はかかるが、板を張り出すと速い。


途中で一輪車に集めた揃った杉板がなくなった。 これは片面はキレイで反対はボロい。


キレイな面を使えば全く問題ない。


ボロい面は裏にする。

桟木を磨く時にも部屋側の見える部分しか磨かない。 奥側の見えない部分はザラザラだろうが、汚かろうが全く問題ない。 これは廃材利用に限ったことではない。 プロの大工さんだって、見えない部分にいい材料を使ったり手間をかけたりするようなナンセンスな仕事はしない。 「見えない所まで徹底的にキレイにせな!」と、頑張り過ぎると作業が難航して滅入る素。


板の厚みも最初の板よりも厚かった。 最後の列の半分ぐらいだけがボロい板になった。 一箇所小さな段が出来たけど、これもまた全く問題にならない。


あの廃材の山から掘り出した材料で作ったとはおもえない。


完成。


棚が出来るとゴザが奥になっていい感じになった。 一番下に味噌の甕を置くために、この部分をフローリングにした。


最後の仕上げに畳をカットした部分を隠さないといけない。


大工さんの木っ端の中に三角の廃材があったのでこうなった。

これでいよいよ子ども部屋も食品保管庫も両方とも完成を迎えた。

食品保管庫には、味噌の甕、ビワエキス、玄米珈琲、ビン詰めのビン、出店関係の小物などなど。 母屋の方で溢れてるモノが収納される。

セルフビルドに完成はない。 生活しながら常に、「もっとこうしたいなー。」と考える。 優先順位はあるが、確実に一つ一つ作業を進めると、どんどん快適な家になる。

自分のライフスタイルに合わせた家が望ましい。 玄関、リビング、ダイニング、、、という建築の常識的な見取り図に囚われるな。 生活しながら、どんどん自分好みにカスタマイズしてゆくのだ!!!

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