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【廃材リフォーム】和式便器を洋式にリフォーム①(解体編)

「原石カフェ」のトミーからの依頼で廃材リフォーム。


この和式便器を洋式にチェンジする。


まずはハツリで解体。


壊すのは簡単。


配管を壊さないように丁寧にやる。


キレイになった。


モルタルで下地を作る。


トイレ以外は厨房。 元居酒屋で店内は広いので、仕切りを設ける。


ここは廃材の出番。 店なので、新品の材を買うという選択肢も勧めたけど、トミーは「是非廃材で!」というリクエスト。 施主が何でもアリで自由なので、こちらも思う存分本領発揮できる。

洋式便器は」もちろん新品を据え付ける。 そして、厨房の仕切り、西部劇式ドア。 外の看板もやり替える。

しかし、新品の様式便器の据え付けとは全く門外漢の僕に出来るのか? これはかなり不安があった。 一軒目の廃材の家の時に超世話になった、田村さんに一緒に見に行ってもらったり、設備屋の社長に相談したり。 色々聞いてると、「とにかくハツッて配管出して。」という所からやなと思って決行した。 で、毎度のことながら一つやりだせば、次の工程が見えてくる。

潰れた居酒屋のテナントを借りて店を始めるトミー。 しかし! 一切の店舗改装にプロの業者を入れないという徹底ぶり。 畳を重層で掃除して、古ぼけた柱には自分で塗装してる。 トイレ、厨房、看板という自分の手に負えない部分だけを僕に依頼してきた。

プロの業者入れてたら、パリッとした店にはなるけど、金がかかる。 そもそも、「パリッと」を目指さないトミーが廃材建築家に依頼するのは自然な流れ。 金かけて美しい店にしたから商売がうまくいくというもんではない。

トミーという巷の天然石屋とはまた路線の違う店は、トミーにお客がついてくる。 こういう魅力で持ってる商売なら、今後の時代の変化にも十分対応していけると思う。

起業したり、独立するのを躊躇してる者に爪の垢を煎じて飲ませたい。 廃材生活にまでは踏み込めなくとも、こういう元手をかけずに商売を始められるという事例はいくらでもある。 無駄な借金にさいなまれる事がないから、まず潰れることもない。 自分が生活するだけなら何とでもなる。

「消費税が上がるから!」とかいう宣伝文句に騙されるな! 税金上がっても、仕事したい者なら3%ぐらい値引きしてくれるなんて考えたら分かる。 たった3%の事で、35年ローン組んだりするのを早まらないように!!!

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