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鶏小屋の土屋根を補修するノウハウ

現場が休みの貴重な休日の出来事。

じ「鶏小屋の屋根が気になるんやけど。」 土「何、何?」 じ「土屋根の土が流れて下のブルーシートが見えよるんや。」 土「えー、そら直さな!」


という訳で、土歩が脚立を準備。


土屋根の土はごく薄く、日照りが続くと、草屋根になってた草はたちまち枯れて砂漠化する。 その中にチラホラブルーシートが顔を覗かせる。

このブルーシートの下には、ビニールハウスの廃ビニールが敷かれ、バッチリ防水されてる。 その肝心のビニールハウスのビニールは薄い。 その薄いビニールを保護するために敷いてあるのが、ブルーシート。 このブルーシートは、土や石の摩擦から防水の廃ビニールを守る役割。 しかし、こう露出してしまうと、モロい。 何しろ日光にはテキメン弱いのだ。


最初は、バケツに2~3杯の土を上げて、シートをカバーしようと思った。 でも、そんな量では、またすぐに流れてシートが露出する。 で、ユンボの登場と相成った。


ユンボが土を上げて、子どもたちがのばす。


菜園側から見ると、土の深い井戸の屋根は緑があっていい感じ。


バッチリ完成! 鶏小屋ごとき、こんなノリでええよねー。


と、その鶏小屋を見下ろす、廃材の母屋。 この広さ80坪という広大な屋根だって、全く同じノリ!

メインの30坪の母屋、その奥には3mの通路があって、12坪の二階建ての工房(一階が子ども部屋)が展開する。 一番の手前の小さな建屋は五右衛門風呂。 左手前は寝室。 右に突き出た深い軒には、4kWの廃材ソーラーが乗り、電気の自給はおろか、売電までしている。

何せ、このバラバラの廃瓦の屋根も防水構造は鶏小屋と一緒。 野地板の上に、農業用の廃ビニールを敷き、それを保護するビニールシートを敷く。 その上は土じゃなく、廃瓦! 別に砂利でもいいし、何でもいい。 ビニールを直射日光と風から保護するものであれば。

廃瓦は解体工事を請け負った時に発生したものもあるが、全然足りなかった。 解体屋に頼むと、電話一本で、ダンプでいくらでも持って来てくれる。

いくらでも発生し、タダで簡単に手に入る廃材

金かからんし、 無尽蔵にあるし、 手軽だし、 惜しげないし、、、。

あらゆる面で群を抜いた素材。

それが廃材。

そしてこの廃材を扱い、身軽に、且つ周到に。 何より、執念深くコツコツと作業する。

その成れの果てが、廃材天国なのだ。

まあ、まだまだ終わる事なく、延々と廃材いじる日々は続くんやけどねー!!!

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