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自作丸ノコ定規の作り方、梅干しを干す台を作る


土用干しを済ませ、梅干しが完成した!


毎年梅干しを干すのにはこんなプラスチックの箱に入れて干してた。

まあ、梅ならこれでいいんやけど、 夏の梅以外にも、冬の切り干し大根もこれで干してる。

当然、切干大根はよく落ちる。 あっこちゃん、達っての希望で、専用の干し器を」作って欲しいと。


この6㎝幅のバラ板で作る事にした(下の4本)。 これを半分の3㎝に縦割りにする。 上の2本は捨て切り用の板。

こういう長い材料を正確に縦割りにするのは難しい。 そこで、先日の天ぷらカーの収納の引き出しを作った時に自作した、 「丸ノコ用直線ジグ」 の作り方を披露しよう。

「ジグ」とは、漢字で治具と書く。 要するに、当て物の事。

その時の記事では、他に書く事がたくさんあって、割愛してた、、、。 でも、この「丸ノコジグ」は、超簡単で、超便利なので、是非マネしてね。


まず、コンパネに墨を打って、フリーハンドで切る。


単に、こういう時の直線切りなら、この「丸ノコ定規」で、キチンと真っ直ぐに切れる。

しかしジグがあると、ジグそのものが、定規と切るラインを決定するので、ケガく工程を省略できる。 ケガくとは、墨壺だったり、定規と鉛筆だったりで、印を付ける事。 その事で、長く縦に真っ直ぐ切るのが、おっくうでなくなる。

更には、フローリングを張る時。 最後の材料の幅が、両端で162㎜と164㎜というような事はよく起こる。 そういう時にも、ジグがあれば、躊躇なく、真っ直ぐにカット出来る。


先ほどカットした部品をこのように、ビスで留める。


ここは超丁寧に! 留めたコンパネに、シッカリと丸ノコのアルミベースを沿わせながら、 慎重に切り進める。


上手く、カットし終えた。


コンパネ本体から、ジグを切り離して完成。


このジグは、この丸ノコ専用。 なぜなら、丸ノコによって、ガイドから刃までの距離が異なるため。


本題の、「干し器」の製作。 まず、4枚の板をビスで仮留めする。


土歩に押さえてもらう。 6㎝の板の丁度真ん中に、ジグを当てる。 刃の出を4枚の板よりもちょっとだけ多めに出しておく。


ドバッチリ、切断完了。


ここで、麗しツール登場。 「直角クランプ」という、文字通り直角で固定するクランプ。 今回は直角を出す事よりも、材が細いので、ビス留めする時にお互いにズレないようにするため。

ビスは当然スリムビスを使う。


僕が材料をカットして、土歩がビス留めする。


網戸用の網をガンタッカーで仮留めして、裏からも細い木をビス留めする。


裏の材は横に寝かせて使った。


バッチリ完成!

ブログで見ると、サクサクッと出来てるようなものでも、中々の苦労があるものの方が多い。 しかし、この干し器はホントにサクサクッと出来た。 (ジグは前に作っておいたので、干し器だけは1時間ぐらいのもの。)


うちの梅干しの量には全然足りなくって、3回に分けて干した。 ということは、もう二つ作ればいいんか。 当初の作る動機の切り干し大根の季節までには、もう2台作ろう。

おそらく、次はもっと早く正確に作れる。 一回目は、 「どういう構造にしよう?」 とか、考えながらの作業。

下手すると、考えてる時間の方が長いようなケースもある。 でも次は要領が分かってるので、早くてキレイに出来るのだ。

自給自足を目指すには、様々な分野の作業が必要。 とは言っても、怖気づく事はない。

自分に必要なモノを、 自分の納得するクオリティーに、 自分のペースで、 コツコツとやってりゃ出来る。

そう。

やってりゃ出来るんだ

全くの素人から廃材だけで、 家族5人が快適に暮らせる家を二軒建てた僕が保障するぞ!!!

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