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リフォームして子ども部屋を作っていたのが完成した

やっとベッド完成3日目にして、初めて野遊と土歩が各々のベッドで寝たそうな。


まだ、畳が入りきってなかった部分がある。 右のラインは畳を丸鋸でカットして入れた。 手前は入り口なので、カットしたくなかった。


隣の部屋も。 こちらは奥をカットして合わせた。

双方残りはフローリングを張る事にした。


ストックしてあるA級廃材。 これらは大工さんの倉庫で眠ってたままで、倉庫を片付ける時に、「要るか?」と声が掛かって取りに行ったもの。 貴重なのでパイプハウス倉庫内にしまってある。

工務店や建築会社では、現場で残ったこういう材料を少しづつストックしてはいるものの、これと言って使い道のないまま不要になる事も多い。 新たな現場では監督がちゃんと発注するし。 まとまった量になると処分代もかさむ。 で、廃材収集家に声が掛かる。


畳の厚みは約50mm。 38mmの野縁という角材で下地を作り、12mmのフロア材を張ると丁度いい。 フロア材が合板とかは全く気にしない。 廃材にこだわるのだ。 自然素材の無垢板も廃材としてあれば使うが、買ってまでは要らん。


上手く仕上がった。


微妙に畳のサイズが違ってる部分は畳に合わせて仕上げる。


こちらの部屋はしょうたくんに任せてやってもらった。 最近また、さすらいの職人として県内の「月麻太陽自然道」のリフォームに来てる。 たまたま雨でそっちの作業が出来くなって寄ってくれた。


子どもたちはせっせと自分たちのグッズを部屋に運び込んだりして忙しい。 来年はロケットストーブを据えようかと野遊と相談してたけど、今年は間に合わない。 麹の醗酵用にもらってきたコタツを置いた。

オーディオと一緒に来たクラッシックのCDが流れる部屋でコタツに当たりながら、しょうたくんが言った。 「何だか、映画かテレビのセットみたいですねぇ。」

下手な映画のセットよりも、更にテキトーな廃材建築。 今回の土壁は渾身の作という感もあるが、材料は所詮そこらの泥や砂。

何もケチって買わない事にばかり気を取られてる訳ではない。 今回であれば廃材としては手に入らない、石灰やリブラス(金網)なんかは買うし、道具だって使用頻度の高いものは新品もいとわない。

ただ、あるもんで出来るのにみすみす新品の材料を買う事はない。 道具だって大半はヤフオクの中古で十分やし。 もらったオーディオについてきたCDも、「これはこれで。」で構わない。

このあたりは人生における嗜好性だ。 「これでええやん。」という部分と、「これは譲れない。」というもの。 それぞれが自分の納得する選択を自由にする。 ここに妥協や迎合があっては自由どころか楽しくない。 言い訳や愚痴を言わずに、自分で責任を持って掴み取るのが自由な人生に他ならない。

【自分の】人生だぞ。 誰かに指示されてやってる訳ではない。 大儀名文は要らないし、他人にどう思われたって自分が気にしない限り何ともない。

ただ、無理を通せば道理引っ込む。

妄想や夢に言動を浮遊させるな。

筋の通った行動に徹するのだ!!!

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