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お釈迦様の誕生際「お花祭り」で象を引っ張る

4/29(祝)は「お花祭り」。 お釈迦様の生誕祭。

ここ金倉町には5つもお寺があり、その五か寺と老人会、婦人会、子ども会の共同で行われる。


前年にお釈迦様を乗せた象の到着したお寺から次のお寺へと、象を引っ張って練り歩く。 先頭はお稚児さんという華やかな衣装の高学年の女の子。


4年生より小さいけど、5年生の土歩が最上級生。


この手作りの象は60年も前に有志で作ったそうな。 よく出来てる。


目的のお寺に着くと、お花祭りの式典。


司会は土歩。 何でもやりたがりの野遊と違って、彼は最初は「嫌やー。」と言ってて、これは無理かなと思ってた。 それでも、一人しかいない5年生として去年の紙を見て練習して出る気になった。


にこちゃんは新一年生。 合掌と礼拝。


お釈迦様にあま茶をかける。


お稚児さんの礼賛舞踊という踊り。

地域の子ども会のメンバーは少なくなったとは言え、こうして存続してる。 行事と言っても年に数回で決まってるので、運営は楽なもの。

このお花祭りと秋の八十主神社の大祭の子ども神輿がメインイベント。 後は河原でBBQと流しそうめんを竹を切る所からやったり、動物園や遊園地への日帰り旅行、ボーリング大会、年末には消防団の夜警にも参加する。 お寺、神社、消防団と完全に地域密着の子ども会。 神仏混合の文化も日本独自で凄いと思う。

お花祭りの式典の前には地域の老人会(75歳以上)のメンバーに婦人会の作ったうどんと寿司が振舞われる。 神社の祭りでの獅子組は青年会が運営してたり、全年齢をカバーする組織構成もよく出来てる。

ライフスタイルも価値観も多様化と細分化の一途をたどり、こんな廃材の家も地域の一員として存在してる。 別に義務感や使命感で参加してる訳ではない。 小さい頃から当たり前にやってきてるんで、ごく普通に出てると言った感じ。

特にホームスクーラーの土歩には地域の子どもたちと交流出来るいい機会になってる。 野遊が中学に上がり、子ども会から居なくなったので土歩がリーダー。 特に夏の流しそうめんの台作りの時にはノコギリやノミの使い方など、下級生から引っ張りだこになる事請け合い。

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