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【天ぷらカー】中古タイヤを探して車検を受ける

先月の事になるが、天ぷらカーの車検に行った。

後部座席を取っ払って、4ナンバー(貨物車)登録しているので、毎年車検。 4ナンバーは車検は毎年だが、毎年収める税金は17600円と、5ナンバーの乗用車よりも格段に安くなる。 税金は大きさに比例するので、うちのボンゴを5ナンバー登録すると、5万円は超える。 いつも近所の同級生の車屋で整備してもらって、自分で陸運局にユーザー車検に行く。

今年はタイヤが2本磨り減ってたので、事前にスクラップ屋で中古を調達して車屋に持ち込むのが慣わし。 必ずスクラップ屋はあるので、タウンページで探すとよい。 何度か行って顔見知りになると、融通してくれるようになる。

すぐにスクラップ屋に在庫があるとは限らないので、前もって、「このサイズのが2本出たら確保しといて。」と頼んでおく。 スクラップ車から取り外したタイヤなので、磨り減り具合に関わらず一本軽なら1500円、乗用車なら2500円。


今回のは当たりで、ほとんど磨り減っていない新品級だった。 こんなにいいのが、2本で5000円やからねー。 新品なら一本で1万近くする。


毎年の事とは言え、たった年に一度なので緊張する。 今年はタイヤのブレを計る時にチェックを入れられて、車検場の近くの「予備車検場」に行ったが、何ともなく再度ラインに通すとちゃんと受かった。

香川では「香川テストセンター」の名前の、この「予備車検場」はどこの県の車検場の近くにもあるそうな。 基本的なライトの角度調整などのチェックと修正を格安でやってくれる。

要は車検って、

ライトやウインカー、ブレーキランプなどがちゃんとついて、 ヘッドライトの角度が正常で、 タイヤの軸がブレてなくて、 タイヤの溝もあって、 排気ガスが正常で、 ブレーキとサイドブレーキが効いて、 ホーンが鳴って、 ワイパーが作動して ウォッシャー液が出て、 下回りのブッシュの傷みとガタがなければ、 受かるもの。

安全性を確かめるためのもんやから、ランプ類やブレーキなど最低限の部分をクリアするだけ。 てことは中古タイヤの交換とかは車屋に行かないと出来ないが、ライトの角度調整なんかを「予備車検場」でやってもらうと、超安くできる。

車検が来るから買い替えなどという常識がまかり通るのは、ディーラーではほっぽど車検の敷居を上げて、買い替えを促進させてるだけ。


ユーザー車検でもちゃんと受かる。 天ぷらカーなので、「バイオディーゼル燃料100%併用」と明記されている。 天ぷら油に替えたまんまでも、排ガスのチェックもクリアしたし。

しかし、天ぷらカー、天ぷらカー、言うてるけど。 市内の買い物だけとか、距離を乗らないなら確実に中古の軽の方が経費はかからない。 軽なら、車検、保険、税金、、、と全てが安い。 今回のようにタイヤ交換とかも、モノが小さいので何でも安くて済む。 荷物を載せないなら、ダイハツのイースやスズキのアルトエコの新古車というのも賢い洗濯肢やと思う。

うちの場合は軽バンからワンボックスのファミリーカーにするなら、ガソリン車よりはディーゼルの安い中古で天ぷらカーという選択だった。 実際に、天ぷらカーにしてから、4万㌔は(99%天ぷら油で)走ってるので、超お得。 軽油が140円の時もあれば、120円切る時もあるけど、大体ここ数年の平均を取って130円で計算すると、52万円。 もうちょいで、車本体代と天ぷらカー改造代を取り返してしまう勢い。

まあ車に関しては、今の社会ではステータス性の強い所有物。

ピカピカに磨いてないといけない症候群 常に高年式に買い替えまくる症候群 ちょこっとでも凹んではいけない症候群

同じ車種でもナビの性能がどうだ、アルミホイールだ、などなど。

確かに今後も車が無くなる事はないし、田舎暮らしの道具としては必需品。 色々あるうちの道具の一つと考えないとねー。

一年間のお米を自給するという事においては、乗用車よりもはるかに必要性の高いトラクターという道具もあるし。


もう、田んぼの準備が始まった。 今年は土歩がトラクターデビュー。 クラッチがギリギリなんで、来年には自在に操れるような感じ。


それでもしばらくは乗って、耕してくれた。

やっぱり男は機械好き。 野遊は今年から草刈機も使うようになった。 2、3歳ごろからエンジンの音を口で真似しながら、草刈機やチェーンソーごっこばかりしてたからね。 いよいよ、本物を使えるようになり、喜びもひとしおと言った感じ。

どうせ機械をいじるなら、チェーンソーに農機具、ユンボなどの重機が有効だ!!!

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