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【車のセルフメンテナンス】電動ミラーの交換、新品だと44,000円のミラーを1000円で交換した話

今回は天ぷらカーとは関係ないが、普通に車のメンテナンスの事。


グランドハイエースのミラーが割れた! ルーフキャリアに鉄筋を載せようとして、丁度ミラーの上に落としてしまった、、、。

電動ミラーの交換ってどのぐらいするのかなーと思って、トヨタに問い合わせた所、 ミラー本体が44,000円と交換工賃で50,000円を超えるそうな!!

行きつけのスクラップ屋が持ってないか聞いてみた。 が、今在庫はないとの事。

こういう時はヤフオク! 調べると、結構出品されてる。


1,000円で落札+送料で2,000円未満で買えた。


交換方法を調べると、ドアの内張りを全部外す必要があると!? ミラーの交換だけなので外からビス数本だけでいけるのかと思いきや、かなり大掛かり。


まずドアノブを外す。


コレも外す。


こんな状態。


パワーウインドウのカプラーを外すのにメチャ苦労した。 ツメで止まってて、どやって外すのかが分からなかったが、アレコレやってるうちに何とか外れた。


ドアノブはドアのロックを作動させるために、機械的に細い鉄の棒で動かしてる。


これも結構大変だったが、何とかなった。


後、ミラー内側のカバー。 これは至って簡単に外れた。


いよいよ、内張りにアプローチする。


「ええいっ!」(バキバキッ) 「おりゃーー!!」(べキッ) と、かなり大胆にやらないと外れない。


これでやっと、ミラーの交換が可能になった。


このカプラーでミラーに電源供給されてる。


これは簡単に外れた。


ただし、ミラーの固定は奥まった所にあるボルトで固定されていて、これを外さないといけない。


ディープソケットとラチェットでアプローチ。


最後にボルトをドアの厚みの中に落とさないように、ソーッと取り出す。


とれたーー!!


こんな感じ。


にこちゃんに新しいミラーを持っといてもらう。


さあ、ここからが大事。 このボルトを落とさないように慎重に取り付ける。

が、、、。

カラン! という音とともに、落ちた、、、。

慎重に臨んだが、敢えなく失敗、、、。

ソケットを差し込むと、奥の穴がまったく見えない状態で、回すのでかなり難易度は高い。


コレを閃いた。 ボルトの頭に両面テープを貼り、ソケットに固定。


うーん、バッチリ!


一本ボルトを失ったので、代わりを探す。 このストックされてる廃材の中にあればラッキー。


ちょっと太い。


ボルトじゃなくてビスだったが、太さとピッチは同じものを発見!


ビスとドライバーも両面テープでくっつけて上手くいけた。


カプラーを接続。


ビニールがスカスカになったので、梱包用のテープで止める。 このテープは優秀で、これを使うようになってからガムテープの出番がなくなったぐらい。 ゴミを袋に入れて縛ったり、ダンボールの封をする時にも超頑丈。


しっかりと粘着する。


内張りを固定するツメをよく見ながら押し込む。


パワーウインドウのカプラーを戻して。


ドアロックを作動させる鉄棒を繋いで。


ジャジャーーン!!


いやーーー! バッチリ上手くいったーーー!!!

ちゃんと電動ミラーの調整も動くようになった。 ドアのロックやパワーウインドウの動作も問題なし!

毎度の事ながら、ぶっつけ本番セルフメンテには肝を冷やす場面多数。

最初のパワーウインドウのカプラーだけでも、 「えーーー、これほんまに外れるんか、、。」 とグリグリやりながら絶望的になりかけた。

ボルトを落として、両面テープのアイデアを閃くまでに色々考えたり。

廃材のボルトを探して中々見つからなかったり、、、。

幸いにも内張りのツメは折らずに済んだけど。

やった事のない事に挑むのだ。 上手くいかなくて当たり前。 トラブル上等!

むしろソコを乗り越える事にワクワクする。

特に今回は、先日の「マニア向けワークショップ」の経験があるので心強い。 「このボルトどうやって外すのか!!??」 そんな場面はしょっちゅう。

「えーーー、マジで~~!!」 という状況から、自分なりに考えて閃く。

「おっ、この手があるぞ!!」 で、それを実践に移す。

「いやー、やっぱ上手くいかんわ、、、。」

「いや、まてよ!」

と、このサイクルをグルグル回せば、必ずいつかはゴールにたどり着く。 この経験を何度も何度もせよ。 そうする事で、大抵のトラブルをクリアーする事が出来るようになるのだ。

「トラブル=最悪」というのは勝手な思い込みに過ぎないぞ。

「トラブル=エンターテイメント」と捉えよう!

何のトラブルもなく、変化のない安定的な人生で満足か??

僕らの細胞だって、日々更新されながら変化を続けてる。

そう。 自ら日常的に山アリ谷アリの起伏を作り出すのだ。

そうする事で、何が起ころうともメゲない精神力が培われ、 「絶対やりきるのだ!」という執念の炎を絶やすことなくやり続ける事が出来る。

今後新たなトラブルに遭遇しても、 「キタキターー♪」 と、軽く対処出来るようになる。

これが、何でも来いと余裕を持って構えられる源なのだ。

さあ、今日は何しよっかな~~~?

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