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【倉庫リフォーム】トイレに水洗便器を設置して完成

「倉庫を改装してお店にリフォームシリーズ」

トイレの便器の設置に入る。


この製品。 便器の中では一番シンプルな最低グレードのもの。 便座もなし。 施主さんが自分の好みの便座をつけられる事になってる。

便器のグレードはピンキリでかなり差がある。 タンクレスの高級なものは20万級のものもある。


トイレの給排水もコンクリートを打つ前に位置を決めて出してある。


給水の水栓ソケットをつけて、排水の塩ビ管(VP75)をコンクリート面ギリギリでカットする。 ダイヤカッターがサクッと切れる。 これは、便座によっても違うので、よく施工説明書を見てからやる。


これが排水ソケットと、アタッチメント。


塩ビボンドを塗る。


アタッチメントを差込んで、更にボンドを塗る。


これで、排水ソケット設置完了。 この上に便器を置くだけで、排水される。


一旦便器を置いてみて、固定穴の位置を出し、ハンマードリルで下穴を開ける。


8㎜のプラグ。 付属のステンレスの太めのビスがこのプラグに固定出来る。


これで固定完了。


こんな感じ。


タンクを乗せる。 乗せたら、裏からナットで固定する。 超簡単。 ただ、ここはトイレ室内幅を1mと余裕を持った設計なので楽だった。 80㎝を切るギリギリの場合、裏のナットを手さぐりで入れないといけない。


止水栓からタンクに付属のホースで給水する。


タンクの上から差し込む。


こんな感じ。


このジョイント部は差し込むだけ。


付属の固定バンド。 これもカチッと止めるだけ。


これで完成。


止水栓の方も同様に接続する。


止水栓を開けて、タンクに水を溜めて試しに流してみる。 バッチリ上手く流れたー!!


これでいよいよ完成。


後は施主さんがコツコツとセルフで、好みに仕上げていかれる。


ビス穴のコーキング処理も終わった。 今回のように塗装をする場合は、「変成シリコン」というコーキング剤を使う。

これから、コツコツと施主さんが自分好みに自分のお店にしていかれる。 最低限はプロに頼んで、後は自分でやる。 こういう方式もアリ。 うちのように何年もかけて廃材の家を作るのも楽しいもの。 でも、今回の施主さんはお仕事に行かれながら休みの日に作られる。 なので、ある程度はうちが引き受けた。

もちろん予算的な事もあった。 「どこまでをうちがやるか?」」 見積もりの改定は何回にも及んだ。 そうしてお互いが納得して工事に入った。

出来て2週間ぐらい経つが、現在進行形で作っていかれてて、メールで質問されてはそれに答えてる。 どこに行ってどんな材料を買って、どういう道具で加工するか? これらがわかっただけでも、随分ハードルは下がる。 後はやってみて、また考えての繰り返し。

お金払ってプロに全て任せるよりも、遥かに楽しい! 何も完成するという結果だけが目的じゃあないぞ。

いやー。 片道60㌔超えの遠い現場だったが、高速のインターから近くて1時間ちょいだったのもよかった。

天ぷらカーも毎日調子よく走ってくれた。 この季節は廃油のろ過に時間がかかる。 ろ過装置を二台体制で間に合わせた。

現場を5時過ぎに出ても、翌日の材料の調達や帰ってからのゴミの処理や道具の積み替えなどで8時ぐらいにはなる。 遅くなって腹が減っても、それから油を入れたりするのがまた楽しい。

普通は乗れば乗るほどガソリンなり軽油を買わなくてはいけない。 天ぷらカーはいくら乗っても、タダ! 油の回収、ろ過、給油と全ての頻度を上げるだけ。 しかも、天ぷらカー乗りとして外出が減って廃油の世話が減るぐらい甲斐のない事はない。 油を入れれば入れる程に、じゃんじゃん利用してる感が嬉しい。 これは使ってみないと分からんと思う。

廃材で家を建てる。 廃油で車を走らせる。 もらいものの野菜を加工して味わい尽くす。

廃材やもらいものの場合、材料ありき。 その材料の状態は決して理想的じゃあないかもしれない。 だが、そこからアイデアを閃き、 「こういうのは初めてやけど、こうしたろ!」 とかの発展性が楽しい。

無尽蔵にあるタダの資源を創意工夫で活かすのだ! 必要に迫られて、色々と考える。 「!!!」と閃く。 直感に従って、作り始める。 やってるうちに「いや、まてよ!」と臨機応変に変化する。 味わいたいのはこのプロセスだぞ!!

そうして出来た家なり料理には、自分の嗜好性が凝縮されてる。 これが、他を羨んだりしない理由。 新しいものが欲しい、どこかへご馳走を食べに行きたいという、他に満足を求めるのと正反対だ。

自分で自分の欲求を満たせ! それが自給の大前提だぞ!!!

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