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【コンテナハウス】コンテナの外壁にウロコ状の壁を作る

コンテナハウスの仕事も随分と進んだ。


さあいよいよ、ウロコの壁面作りに入った。


元ネタは廃材天国の迫力満点のウロコ壁。 さすがにここまでワイルドじゃなく、上品な仕上がりを目指した。


どんどん張り進める。


サッシ側の壁面にも張る。


その間に、塗装屋さんに天井や内壁の塗装をしてもらう。


これは屋根裏にグラスウールの断熱材を入れてる所。 自然素材の対極の断熱材だが、安くて施工も速いので、今回採用した。 やはり、鉄板製のコンテナで一番の課題は断熱。 倉庫やガレージと言えど、夏にあんまし熱々になってはいけない。


グラスウールがガルバの波板の裏の滴露で、ペチャンコにならないように、ブルーシートを敷く。


板金を入れ、ガルバの波板を張る。


波板を張るのは速い。


あっという間に張り終えた。


屋根を張った後、ウロコの仕舞もできた。


軒天には無垢の杉板を張る。


コーナーの部分には板金で見切りを入れる。


この金物が見切り。 金物屋で折ってもらった。


角にクッキリと見切りが入り、カッコイイ!

今回の仕事は、細かい内容は概ね任されてたので、 こういう工程ごとに、何を使ってどう仕上げるかは全てその場で、 「う~ん、どうしよー?」 と考える。

「おっ!!」 と閃く。

「よっしゃ!!!」 と決めて進む。

その繰り返し。

「こうするもの!」という、決まりはない。 反対に自由なだけに、選択肢は無限にある。

しかし、手間をかけ過ぎると予算の関係があるので、自分の家を自由に作るのとは違う。 そういう部分も含めて、こういう仕事は楽しいもの。

ただ、安く仕上げるだけが廃材建築の強みではない。

オリジナルの工法やデザインに出来る所。 これは、一から建築なり大工を学んでやってる訳じゃないからこそ可能になる。

何しろ作ってる本人が一番楽しいから、いいものが出来るのだ!!!

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