top of page

日本一のコスパを誇るコンポストトイレの施工法②(便座の作成と完成まで)

廃材天国の陣です!

前回の記事では、「ecoばか実験室」のモーリーのコンポストトイレについて書きました。 モーリーが開発したRELIFEというコンポストトイレの「DIYキット」を買って、施工に入りました。

今回は完成までの流れを解説します。

Contents

  1. 1 まずはRELIFEの設置

  2. 2 便座の制作

  3. 3 セパレーターの取り付け

  4. 4 石の切断と接着

  5. 5 撹拌用のハンドル制作

  6. 6 仕上げ

  7. 7 ドア制作

  8. 8 ニス塗装

  9. 9 RELIFEの運用

まずはRELIFEの設置

以前のコンポストトイレを解体して、床を石畳にして、RELIFEを設置した所からです。 この木枠を囲って、上に便座を作ります。

便座の制作

廃材天国内の廃材を物色します。 これらは、貴重な幅の広い広葉樹の板なんです。

中でも超幅広の材を見つけました。 樹種は不明ですが、硬い木でやはり広葉樹と思われます。

丸鋸でサクッとカットします。 これが、木枠の上の蓋になります。

次は丸鋸とジグソーを使って、便座部分を作ります。

この原型から丸みを帯びた便座に仕上げるのには、「ディスクペーパー」を使います。 粒度14はガシガシ削ってくれます。 ディスクグラインダーに、ディスクペーパーを装着するためのラバーパッドです。

こんな感じで上手く削れます。 左端の方を削ってないのはわざとです。

蓋を置いてみます。

一旦外して、ノミで蝶番を付ける為の彫り込み加工をします。

先にこちら側に蝶番を付けます。

セパレーターの取り付け

まだ蝶番のビスは固定せずに、セパレーターの位置を見ます。

ジグソーでカットして、ノミで彫り込みます。

セパレーターは時々外して洗うので、置くだけです。

ジョウゴとホースを繋げるんですが、ホースがギリギリだったので、 ヒートガンで温めながらグリグリ押し込むと、奥まで入りましたね。 これは温めたり、乾かしたりと出番の多い工具です。

これで、セパレーターからオシッコが20Lポリタンクに入るようになりました。

正面から見るとこんな感じですね。

石の切断と接着

ここで、正面の側面部分は石にしようと閃きました! 当初は側面も同じ板材で行こうと考えていましたが、 床の石畳に合わせてこの石をドンと側面の壁に使うとクールかなと。 この「トルネード」というディスクグラインダー用のアタッチメントは優秀で、 使う状況が良ければ、切り粉がほとんど袋に入ってくれます。 石やコンクリートの切り粉は微粉末で、吸い込むとよくないので助かります。 今回は屋外なので、袋だけで十分です。 集塵機に接続すると、何と屋内でも切り粉をほとんど出さずに削る事が出来るというスグレモノなんです!

ここで使ったのは125mmのディスクグラインダーですが、105mm用のもあります。 この石が30mmでしたので、125mmじゃないと切れなかったのです。

スパッと切れました。

木枠にボンドをつけます。

石の固定完了! このボンドは石でも鉄でも超強力に固定する業務用です。

撹拌用のハンドル制作

ここで、ラチェット撹拌レバーに細工をします。 木