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自作薪ストーブを拡張するカスタム③(本体延長完了、扉を作る)

薪ストーブのカスタム。 「扉だけ直すのなら1日あれば。」と思って始めた改造作業。 内側に補強の鉄板を入れたり、大幅に全長をのばすことになって、ノビノビになってる。


全長を伸ばした薪の投入口を形つくる。 もちろん測って材料を切って溶接するんだけど、実際に合わせてみると多少のズレが生じる。 こういうのは現場合わせで、スキマが開くと薄モノを詰めて溶接して誤魔化す。


廃材なので、穴が開けられてる部分には裏からテキトーに塞いでおく。


こんな感じになった。


内側の隙間が開いた部分には厚みの丁度いい廃材を見つくろってつけまくる。


内側の全長が64㎝から93㎝になった。 3割増し超というえらく大きくなった。 細い薪なら斜めにすると、1mのは楽に入ることになった。 薪を切らなくて済むのが快適薪生活の要。


いよいよ扉部分に入る。 今までの扉は高温で歪んで隙間が出来てたのが作りなおすきっかけ。 今度は角パイプで作る。 この扉の口も微妙に平面が出てないので、実際に材料を当ててクランプで挟んで、仮止めする。


これで枠が出来た。


溶接作業とグラインダーでの研磨作業の繰り返しが何日も続いてきた。 あっこちゃんから、「食器棚や料理してる所に鉄粉が入るー!」との仰せで廃材の波板でガード。


扉のデザインは散々迷って、こうなった。 デザインというより、エアの取り入れ口を今までの「開けっぱなし」から調整式にしたかったから。

実は薪ストーブのお約束とも言える耐熱ガラスを入れようかとも考えた。 ガラス屋に耐熱ガラスの見積もりまでしてもらった。 300℃のならそう高くはないけど、1000℃の耐火性のガラスは恐ろしく高い。 ガラス屋の人にも、「既成の薪ストーブのガラス部分を部品として注文した方が安いで。」と言われた。 何より、ウチの焼却炉型ストーブの燃料の薪はあらゆる廃材。 大きかったり長かったり、ギリギリで入るかどうかという大物を足で蹴りまくって、扉でガンガン叩いて入れる癖がある。 あっこちゃんに、「陣ちゃんの使い方ならすぐに割るやろ。」と一蹴され、却下。 確かに燃焼中に割れて轟々と炎や煙が溢れ出して、ホース持ってきてキッチン中水浸しにして消火する図が想像できるし、、、。


レールを作り、鉄板をスライドさせてエアの調整が行えるように考えた。


表面をこの細い廃材で格子にして、中の熾き火が出てこないようにする。 こういうディテールに凝りだすとキリがないけど、楽しいもの。

というとで、丸4日朝の8時から夕方5時までを費やしても、未だ完成していない、、、。

今日明日は近所の「どろんこ亭」という建設会社のコンセプトショップで、「うさと展」があり、あっこちゃんが出店。 実家の両親も高知に行ってるので、廃材の家では子どもたちのご飯と、実家ではおばあちゃんのご飯という仕事もある。

何とか今日中には完成させたい所!

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