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桃を瓶詰めして、真空脱気して保存

この時期、桃をよく頂く。 意外と香川県は果物の産地で、一軒目の廃材ハウスも現在の廃材天国も共に色々頂く。

桃は繊細で袋がけしてても、たまに蛾が吸ってその数ミリのキズでもう売り物にはならない。 なので、桃農家からたくさんのB品が出る。 それが回ってくる。


何回か食べると満足するので、加熱→瓶詰めして保存する。 子ども達は松見歯科の指導の「おやつは週に一回!」というのを自主的に厳格に守るんで、食べるチャンスが少ないというのもある。 おやつには果物も含まれるし、当然市販のものじゃなくあっこちゃんが作ったものか、自分たちで作る。


とか言いながら、味見をするにこちゃん。


瓶に詰める。


フタは軽くして、ステンレスカマドでグラグラ炊く。 1時間近く炊いた後に、ゴム手袋を履いてギューッとフタを締める。


フタに日付けを書く。


これで一年以上は常温で保存可能。 何年もすると、腐りはしなくても色が悪くなってきたり劣化はする。


たくさん出来た。

最近ではあっこちゃんはスイーツ作りを辞めたと言ってもいいぐらい、激減させてる。 味見をして自分が何箇所も虫歯になったので。 いくらマクロビスイーツと言えども、口に入る前に糖化された米飴なり、甘酒、小麦粉、米粉という粉モノでが中心。 それに、口どけのよい市販のケーキと違って、ズッシリと重くてネチャネチャと歯にくっつくと言うのも悪いのかも?

子ども達も上の二人は何度か歯を削って詰め物をした経験があるし、3度の食事日記を歯科衛生士のお姉さんに見せるというプレッシャーもあって、本当に厳格に律する。 まあ、最近特に気をつけてるのであって、虫歯になった当時はお祭りや子ども会のお菓子とか食べてた。 にこちゃんだけは一番ルーズなのに一度も虫歯になってない。 歯に関しては、「こうすれば悪くならない。」というのはないんちゃうかな。

今までに何度か一度も歯を削った事がないという人物に出会ったが、その中の一人はコンビニを経営しててヤマザキの菓子パンとか普通に食べてるという驚愕の事実を伺った。 2歳か3歳までに虫歯菌が入らないと一生虫歯にならないという都市伝説があるが、意外と本当かもしれない。

ウチは家族全員ちゃんと虫歯になる。 なるからこそ、ここまで徹底的に気をつける。 何より松見歯科は全ての治療に保険が効かない。

3~4ヶ月に一度の定期検査だけでも、1万近くかかる。 ちょっと虫歯になると、すぐに2~3万は飛ぶ。

安定的な収入がないウチにとって、これは背水の陣のようなもの。 決して、余裕があるからそんな歯医者に行ってる訳ではない。

「そんな金はない!」とよく言うが、そこにかける重要性での優先順位だ。 少なくとも資本主義の現代社会で生きてて、2万や3万の金を持ってない大人などいない。 その金を何に使うのか?という価値観の問題。

月々の定期収入がないのに、一度にそんな治療費を払うと、「次は絶対に削られてたまるか!」という気になる。 その気持ちは守りじゃなく、攻めなのだ。

ホームセンターで材料見て、「絶対にこんなもの買うものか!」というのも、攻めだ。 仕事として頼まれると、経費と請求するし、むしろ施主がキレイな木の方を好めばいくらでも買う。 しかし、自分の家には絶対に買わない。 廃材で十分だし、10倍手間がかかろうとも、時間はあるし望む所だ。

この「廃材天国」という屋号も最高だが、ここでの生活を逐一このブログで公表するのもいい。 子どもたちが歯科衛生士に食事日記を見せるように、僕はここに自分の生活と仕事をアップする。 わざわざ挑発的にな! 公言すると実行せざるを得ない。

こうやって書いてる事で、自問自答にもなる。 本当にそうなのか?と。

自分で自分の好み、価値観、嗜好性、が分かってないと極めて厄介。 僕のようにキッパリと切り捨てる事で、チマチマ悩んだりする事はない。 その辺りは夫婦で日々徹底的に話をする。 二人で共通するのは、「忙しくなりたくない。」という部分。

現実の自給自足生活はアレもコレもと、何かとやる事が多い。 自分が生きていくための労働が多いのと、忙しいのは全く違うぞ。

自分の生活のためにお米作ったり焚き物作ったりするのと、ヨソに金を得るために働きに出るのは全く別モノ。 自分が自分の生活に必要な作業が出来なくなる事を忙しいと言うのだ。 こういう生活がしたくて実現したし、この生活を続けながら他の仕事を増やすと途端に忙しくなる。

毎日田んぼに水を見に行って、「さあ、次何しよっかなー。」という生活。 これが言えなくなる恐怖を回避するためになら、何でも出来る。 暑かろうとも寒かろうとも、汚れても、キツくてもいい。

このぐらい自分を追い込んでみよ!!

その方がかえって楽なんだぜ~!!!

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