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手作業の大豆脱穀作業から、唐箕での選別まで

今年は数年ぶりに大豆の本格栽培を実現させた。

何度も草取りして、ようやく実った。


廃材ソーラーの乗ってる軒の下で乾燥してた。 いよいよ、脱穀しようと思い立った。


唐竿という農具。 鉄の部分を回転させ、遠心力でぶっ叩いて豆をこなす。


こんな感じで使う。


バン! ちょっと、土歩には重かったみたい。


自分で丁度いい竹を探してきた。 確かに、こっちの方が能率がいい。

僕が唐竿でバシバシ叩いて、その後子どもたちが竹で叩いて仕上げるという事になった。


粗いゴミをレーキで掻いて除けると、こういう状態になる。 まだゴミだらけ。


風でゴミを飛ばすやり方。


あまり風がなかったので、粗いゴミをこれで取り。


今度は細かいゴミをこれで落とす。


で、また叩いての繰り返し。


最後はシートごと、集める。


最後は唐箕(とうみ)登場。


昔の木製のも実家の納屋にあるが、これは鉄板製というだけじゃなく、モーターで回る画期的な唐箕。 ノスタルジックな昔ながらのもいいが、作業としてはモーターの方がいいに決まってる。


上手くゴミを飛ばして、キレイに分別される。


2つの口から分別された、いい豆とクズ豆に別れた。 細かいゴミも飛んで、キレイになった。 ここから、更に手よりで最終分別しないといけない。

さあ、無肥料無農薬の自家栽培の大豆が出来た! 今シーズンはこれで味噌を仕込もう!!

大豆は虫が来たりして、この辺りでは無農薬では中々上手くいかない。 それにしては、まずまず。

植え付けから草取りや夏の水入れなど、手間を考えたら確実に買った方が安い。 自家栽培なり、手作りの加工品というのは、そういう尺度で測る次元じゃない。

もちろん、うちではお米も一年分作ってるが、断じて販売などはしない。 いくら需要があったとしても、家族で食べる分以上の面積を増やしたりはしない。 自分ちの田んぼはまだまだあるけど、、、。

自分で作って、自分で加工して、自分で食べる。 この歓びは、「安く買えた!」とか、「高く売れた!」で、喜ぶような価値観とは別モノ。

自分たち家族で、この過程を味わう事の出来る歓び。

これを、贅沢な生活と呼ぶのだ!!!

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