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家を解体した廃材で、薪ストーブを焚くには?

今か今かと待ちわびてた、薪ストーブ。

実はまだ、今シーズンは2回焚いただけ、、、。 香川の瀬戸内沿岸に位置する廃材天国では、今日(11/16)も朝起きて17℃もある。 (天気予報の香川県の最低気温は10℃)


この自作薪ストーブで料理をしようと思うと、もっと寒くならないとダメ。 特にご飯を炊くとか、揚げ物をするという強火を要する料理は、この時期禁物。

料理をしてる本人が暑過ぎて気持ち悪くなるから、、、。


去年完備した換気扇とレンジフード。 どうしても薪ストーブは薪をくべる時に室内に煙が出る。 それが、有圧換気扇とレンジフードの組み合わせで、完全に解消された。


という訳で、まだこちらのステンレスカマドで毎日料理してる。 この時期は薪ストーブとこのカマドの併用になる。


土歩に焚いてもらう。


最初はエアの取り入れ口を大き目にして焚く。


調子よく燃え出すと、エアを絞る。 120㎜の煙突5本分を曲げずにストレートに屋根を抜いて出してるのが、「引き」がいい原因。

エルボーで曲げるとどうしても「引き」は悪くなる上に、煤もたまって掃除が必要になる。 うちでは煤掃除レス。 これは薪ストーブもステンレスカマドも一緒。


去年はここから廃材の家が観ない程、薪を積み込んでた。 今年の春までに随分使って、少なくなってる。


今年はこの廃材が薪の原料。 もう4~5年はこうして放置されてる。 廃材建築の材料としてはもう使えない。 コレを切って薪にしよう。

薪を作るという事と、この山となった廃材をキレイサッパリと片付けたいという目的もある。 薪ストーブは、要らなくなった廃材の焼却炉でもあるのだ。


チェーンソーの出番。 道具は常にメンテナンスして、刃を研いですぐに使えるようにしておく。

48ccから26ccまで用途に応じて使い分ける。 チェーンソーは3ccなどの差がとてつもなく大きい。 一軒目の廃材ハウスを作る時に電柱を切るために、48ccのを買った。 しかし、普段薪を切るのには大きすぎて、順次ヤフオクで買い足してこうなった。

特に廃材を連続して切る時には、2台を変わりばんこに使う。 それは焼くと高くつく、ガイドバーのため。 1台を連続して使うと段々熱くなって、しまいにガイドバーが熱くなり紫に変色してしまう。 それが更に進むと、バーが曲がって真っ直ぐに切れなくなる。 2台を交代で使う事で、冷やす時間が生まれ、そういう事態を防ぐ事ができる。


70㎝前後に切る。 自作のストーブは90㎝まで入るが、太いのは重くなり、子ども達やあっこちゃんがくべられなくなるので。


数年前までは最高の材料だった、5m級の立派な梁。

陶芸の窯焚き用の薪として、解体屋からこういう廃材をもらい始め、 「こんな立派な木をこんなにもらえるんなら、これで家でも作れるんちゃう?」 と冗談交じりに思いついた。 それが、この廃材天国が生まれるキッカケ。


雨ざらしで、もう材料としては使えないのでブツ切りにする。 こうなるともったいない感がなく、惜しげなく焚ける。


野遊が学校から帰り、土歩と一緒に運んでもらう。


玄関のすぐ近くに積み込む。 薪ストーブと薪の積み込み場所は出来るだけ近くが望ましい。


ソコソコ積み込んだ。 これだけあれば、しばらくは持つ。

家を直したりという頼まれた仕事も楽しいけど、やっぱり廃材天国の作業が一番楽しい!!!

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