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基地作りをして、子ども達が実際に寝てみた①

積み木建築の廃材の家、母屋。 この工法は「ストローベイルハウス」の「藁ブロックを積み上げてゆく」というのを応用した、オリジナル。

この工法はメキシコやアリゾナという乾燥地帯で生まれたもの。 藁ブロックの作り方は、アメリカらしい大型トラクターの後ろに「ベイラー」というワラを圧縮してブロックを作る装置をつけて大量に生産する。 日本でもなくはないけど、耕作面積の少ない瀬戸内沿岸では目にしたことはない。 その完成したブロックを買うと一個500円と安くはない。

という事で、「山ほど集まる廃材をブツ切りにしてそれを積み木の如く積み上げたらええやん!」と思いついた。 建築当初はこの壁面全てを積み木でビッシリと覆い尽くす予定だった。 でもチェーンソーで大量に50cmの積み木を作っても、床面積30坪の周囲に並べるとすぐになくなる。 段々、チェーンソーで切るばっかしという作業に飽きてきて、隙間を作るようになった。 上の方は積み木の方が少なく、隙間だらけ。 これでは強度的にどうかという事になり、角材を添えてボルトで連結。 という、結果オーライ工法。


普段からよじ登って遊んでる子どもたち。 今回は本格的にここで寝られるようにしようとしてるらしい。


グリーンのバックに材料や工具を入れて上に持ち上げてる。


カーテンも自分でハギレを縫って作ったよう。


完成。 寝袋を並べた上に寝られるようにしてある。


にこちゃんも5歳の時からこの壁をよじ登ってる。 学校から帰った野遊も加わる。


「あきやあります」の看板を土歩が作った。


隣のスペースに野遊が入った。 たまたま来てたノワくんが羨ましそうに眺める。 で、大きくなったら真似する。

この間、大家である土歩と賃貸で入る野遊で、「契約時にはハンコがいります。」とか、ゴッコ遊びに発展してた。 ちょっとした遊びをすぐに自分たちの世界にしてしまえる。 それが自由な子どもたち。 たまたま、今は野遊が学校通いをしてるけど、今までずーっとこうして遊んできた。 そして、今でも学校から帰るとすぐにこういう世界に入れる。

晩ご飯の時にも、「今日あの家で寝るん楽しみやわー!」と超ワクワクの土歩。 お風呂から出て、イソイソと上に上がって実際に寝た。 でも、、、。 寝心地が悪かったのか、12時ぐらいに寝ぼけて降りてきた。

この後、更に工夫を凝らすのか?

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