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古民家を改修して、カマドを据え付ける方法

舞鶴まで、リフォーム工事の遠征に行って来た。 泊り込み、休みなしのぶっ通し9日間という強行工事だったが、無事に終える事が出来た。

先日田植えの手伝いに帰って来てくれた妹の雅夫婦の家。 最近京都の綾部から舞鶴に引っ越した。


こんな立派な古民家。 舞鶴市の空家バンクで探して、見つけて即決したそうな。


ラッキーなのは、キッチンがリフォーム済みな所。 無垢の杉板のフローリングに流しやステンレス板など新品同様。


いわゆる田の字の伝統的な間取りだが、全体的に広い。


屋根裏がまた、超広い空間になってる! 昔はここで蚕を飼ってたそうな。


小さな離れの物置き。 ここも改装する。


台所の端っこに小さな土間があり、洗濯機スペースになってる。 洗濯機を外へ出して、この壁を解体する。 ここには、カマドを据える予定。


これはウッドボイラーという製品で、焼却炉的に紙ゴミや木っ端を燃やす事の出来る大型ボイラー。 長府の薪ボイラーは、風呂に接続して風呂のみを沸かすが、 この製品は配管して風呂、キッチン、洗面全てに給湯出来る。


まずは、洗濯機裏のスペースの解体から。 同時にガス給湯器の移設、給水管の撤去もある。


フローリングに慎重に丸鋸を入れて、剥がす。


給湯器の給水とガスも外す。


今回は、野遊と雅の旦那のユウスケくんの3人体制。


大体解体出来た。


給湯の銅管を切る。 ここは要らないので、封をする。


ペンチで摘んで。


銅管用のハンダでロウ付けする。


フラックスを塗って。


トーチバーナーで焙って。


これで完成。


カマドの下はレンガを敷く。 まずは砂で平面を出す。


レンガはしっかりと水に浸す。 この工程が大事。


野遊に空練り(砂とセメントを水なしで混ぜる)してもらう。


砂の上にレンガを並べて。


空練りを敷き詰める。 しっかりと鏝で、レンガとレンガの隙間に詰める。


水を打って。


最後はスポンジで拭き取ると完成。


解体で出来た隙間を仕上げ材で塞いだ。


これはカマドの土台。


これも、モルタルをキチンと詰めた後、刷毛引きしてスポンジで拭き取るとキレイになる。


どんどん積んで。


出た部分の目地は取って、不足してる部分は詰める。


完成。


いよいよカマドの据付けだ。


重いので、一旦下ろして体勢を整える。


乗ったーーー!!


煙突工事も。


出来た!!!


ホンマ製作所の時計型ストーブの多重蓋がピッタリ。

次は、ウッドボイラー編だ。 乞う、ご期待!!!

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