top of page

たくさん頂く、もらいもの野菜の使い方

自給自足と言うたって、 全てにおいて自分で自給しようとすると、大変。


大量のもらいものの野菜! 完全に有機無農薬という訳ではないが、これをもらわない手はない。 自家用なので、基本はそんなに農薬はしない。

ネギ、白菜、チンゲン菜、ほうれん草、マンバ(高菜)、春菊。 「いやー、こんなにあると、マンバのケンチャンに、鍋調理、ほうれん草のクリーム煮と、色々出来て最高ですわー!」

と、喜んでもらうと、田舎では、 「こんなもん喜んでもろてくれるんやったら、なんぼでもあげるわ。」 と、いう風になる。

一度でも、 「この子に言うと飛びつく。」 というのが分かってもらえれば、また次からも声がかかる。

そもそも、自給とか言って頑張ってるのは、都会から来た移住者ぐらい。 田舎のおっちゃんやおばちゃんからすると、こういう季節ごとの一連の野菜を自分が食べる分以上に作るのは当たり前。 「放っといたら、出来るが。」という感じ。

なので、喜んでもらうだけで、向こうも作り甲斐があるという事になる。

しかし、もらうばっかりもアレなんで、たまにお返しもする。 でも、田舎のおばちゃんに玄米珈琲なんかあげても喜ばない。 こういう時にもらいものの、市販のお菓子などをプレゼントする。 その出番のために箱入りのお菓子は封を切らずに、とっておく。 いくら喜んでくれるとは言え、もらうばっかりより、気持ちがいい。


にこがハサミで根っこを切り、土歩が洗う。


薪ストーブで大量に湯を沸かして、茹でる。


洗った大量の葉っぱを一気に入れると、お湯の温度が下がるので、10L級の鍋を二つかけておいて交互に入れる。


マンバはアクが強いので、最後に茹でる。


ほうれん草のお浸し。 水と醤油で浸して、鰹節をかける。 このぐらい寒くなると、甘くて最高に美味しい。

子どもたちもシンプルなお浸しが大好きでモリモリ食べる。 まずはこういう基本の和の味が大事やからねー。

こういうのの後で、ほうれん草なら、クリーム煮やキッシュ、グラタンという洋風料理にしていくと、これまた飽きずにたくさん食べられる。

大量にあるから、新たな料理を閃く。

これは、 「廃材があるから、家を建てよう!」 というのと同じ。

まず、目の前にある素材ありき。 そこからのインスピレーションでの創作が楽しい。

そう、人はクリエイトしないと楽しくないのだ!

しかも、生活からかけ離れた芸術作品などではなく、 自分の住む家や、毎日食べるご飯こそ、命が歓喜する創作活動なのだ。

そこに、全身全霊を賭けろ!!!

bottom of page