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【手植えの田植え】自作定規を使うと植えやすい

空梅雨から一転して、雨マークの日が続く。 苗も順調に育ち、田植えが始まった。


まず苗代で苗を取る所から。


ワラで束ねる。


ここで自作の定規登場!


回転させながら、田んぼに印をつける。 この方眼の交わった所に苗を植える。


水が深くて印が分かりづらい所は、真ん中と両端に植えながら進む。


今年は親父の閃きで、100円屋のカゴを腰につけて苗を入れる事にした。 手に持っただけだと、しょっちゅう苗を供給しないといけないので、これでかなり改善された。


僕ら夫婦、弟夫婦、妹夫婦、野遊、土歩、と大勢で植える。 にこちゃんは源の所のチビの相手をしてくれた。 最終日には、広島から見学会に来てくれた杉浦さんが加勢してくれた。


田んぼに落ちて、楽しませてくれる源の所の末っ子のあさひ。


休憩は田んぼの脇の道路。

3日間の作業だったが、今年は3日とも曇りと言う最高の天気だった。 晴れると暑いし、雨でも合羽を着てやりづらい。


植え終わると、またいい感じに雨が降り出した。


3日で約3反を植え終えた。

いつもこれで、植えた家族みんなの一年分のお米が賄えるんだから凄い! 通りかがりの近所の人に、「手作業で大変やねー。」と言われるが大したコトない。 代掻きはトラクターやし、他にも機械化してる部分もある。 田植え機とコンバインは使わない。 トラクターはおじいちゃんの代から使ってる30年選手だけど問題ない。 そもそも、農機具に何百万とかける方がよっぽど「大変!」。

だって、たった3日間の田植え、2日間の稲刈り(バインダー&自然乾燥)、1日で脱穀(ハーベスタと言う機械で)、 後はちょいちょい、水を見に行くだけ。 それで、この大家族のお米が一年分自給出来るのだ。

しかも、うちも弟の源の所も、 お米から麹を仕込んで味噌作りをしたり、米粉にしてスイーツを作ったり、と利用範囲は大きい。

こんなにも効率のいい作物はないからこそ、ここまで伝統的に作って来たんやと思う。

そして、今後も作り続けるのだ!

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