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高知の山の中でのマルシェに出店してきた

8/9に、早明浦ダムのすぐ近くで開かれた「お山の手作り市」に出店してきた。

「ぽっちり堂」のボンちゃんが中心で、高知の嶺北地区は本山町で年4回開かれてる。 文字通り山の中のアットホームなイベント。


暑い中、果敢にもたくさんの店が出た。 ドラム缶ピザ 土佐赤牛のBBQ 米粉入り冷やしうどん トマト農家のトマト尽くし イチゴ農家のいちごスムージー 「みろくGOGO」のカキ氷とたこ焼き 「笹の家」のピタパン 高知名物の「1+1=1」のアイス


廃材天国としては超久々の出店。 以前はよくイベントに出店してたが、最近は年に数回という頻度。


「お山の子どもマルシェ」という、本当に子どもたちだけで商売をするという試みが人気。

http://hibinokeiko.blog.jp/archives/32292998.html 人気ブログ「ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。」に詳しく紹介されてる。

うちは子どもたちだけで仕入れからやってる訳ではないが、子どもが作ったお菓子などは売り上げの50%とかが小遣いになる。


体を使って遊ぶ指導をしてくれるブースがあって、子どもたちは超楽しんでた。 上の写真はスタンディングというずっと止まる練習。


スラックラインという綱渡り。 土歩は4mぐらい行けるようになってた。


そしてクライミング! 最初は「緊張するな~。」と申し込むのを躊躇してたが、二人とも申し込んだ。


ぶっつけ本番で、結構サクサク登る。 この凄い施設は国体にも使われる本格的なもの。 競技の際にはこの壁全体が手前に傾いて来るという仕掛けだそうな。


最初のオーバーハングに取り掛かった。 しかし、この直後リタイヤ。


土歩も挑戦。


野遊よりも記録を伸ばし、ガンガン登る。


これまたぶっつけ本番で、12mまで登った。 ロープで降りて来るときに会場からは拍手が起こってた。


ハーネスなしでもしばらく遊んでた。 もしかして廃材の家の壁をよじ登るので鍛えられたのか?


そしてすぐ近くには美しい川!


野遊も地元の子にロープを投げてもらって、飛び込んでた。


にこちゃんはほのわちゃんとずーっと遊んでた。


ほんとにキレイな水。 地元の子らはヤスで鮎を突いたり、網でエビや小魚を獲ったりしてた。

店が忙しかったらバリバリ手伝ってくれる体制で来てくれてたけど、店は大人二人で切り盛りして子どもたちは十分に楽しんだ。 小さいうちから色々手伝うのが当たり前だけど、やっぱり子どもは遊んでなんぼ。 そういう意味では実にいい環境のイベントだった。 帰りには「来年も来たい~!」と言いながら帰ったぐらい。

それにしても、お客さんと喋っててビックリする事が多かった。 「関東から高知に移住して3年になるんです。」 「高知から今度は鹿児島に移住するんです。」 「廃材天国のブログとっても参考になります。」

ここ高知の嶺北は移住者天国。 3、11以降、四国が移住者にとっては熱い。 徳島も愛媛もそう。 香川でもよく聞く。 お向かいの岡山が日本一移住者が多いとか。

何せ、うちら夫婦は15年も前から「自給自足するんだ!」とか言って実践してきたが、ここ最近の若い子育て世代の自給熱には目を見張るものがある。 しかも、そういう夫婦にとって廃材天国は憧れられてるそうな。

たまたまうちら夫婦は始めたのが15年も前だというのと、コツコツと諦めずに実践してきたというのが大きい。

しかし何よりも大事な事がある。 夫婦で、「自分たちの生活にまつわる色んな事をやりたい。」というある程度共通の認識がある事。

そして、その共通の生活像を邪魔する事を選択しないという事。

自給自足生活において、「何をするか?」よりも、「何を辞めるか?」の方が確実に大事だからだ。 週に何回というパートやアルバイトは15年前のスタート時からしない事にしたし。

とは言ってもお金って大事じゃんとよく言われた。

もちろん大事。 大事だけど、自分自身の大切な時間がなくなってまで得るもんではない。 うちのように徹底的に毎月のペイが少なくなると、今回のようなたまの出店とか、たまの廃材建築という、たまにしか仕事をしなくてよくなる。

それと近々、廃材天国で「お金の話」のセミナーを開く。 自給自足=お金との決別、みたいに思ってる人が多いし、実際に僕ら夫婦もそうだった。

でも、実際には資本主義なり貨幣経済がすぐに終焉する訳でもない。 何かかんやと日本円とも付き合わざるをえない。

だったら、徹底的に利用しようじゃん! という明確な話。

乞う、ご期待!!!

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