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【薪の陶芸】窯の前で繕い物

今日で窯焚き7日目。

窯の前では薪をくべる間に割合い余裕がある。 人が来てると喋ったりするけど、夜中はパチパチと薪のはぜる音と、ゴォーと窯が炎を吸い込む音だけ。


けん玉して暇つぶし。 野遊も期末テストも終わり、窯の前で勉強するのもやめた。


僕はコレ。 作業ズボンのヒザに穴があいたので、内側から当て布をして、繕った。


これはお尻の部分を以前同様に直してたズボン。 更にすり切れてきた。


今度は外側から当て布。 土歩の履いてたのが合わなくなったので、もらってバラした。


これも一年以上前に内側なら直してたけど、更に傷んできつつある。


これも外側に当てて綿密に縫った。 外側なので、周囲がほつれないように超緻密に縫った。 この部分だけで、3時間とかかけたと思う。

普段はこんな事に時間を使おうとは中々思わないけど、窯の前でコツコツとやってるとあっという間に終わってるから不思議。 窯場はネット環境がないので、スマホのない僕としては自由にあり余る時間を満喫できる。


窯内部の様子。 これだけ高温なると、焼き物が溶けてピカピカ光ってる。 土が高温になり溶融して、積もった薪の灰も一緒になって溶け合うのだ。 これが釉薬を使わずに薪だけで焼く、焼き締めの陶器が、「自然釉」と呼ばれるゆえん。


長袖のTシャツ一枚でも、窯の前では暑くなり、場所を変えて続けてた。

外は一気に真冬の様相になったが、窯を焚いててしょっちゅう窯に近寄ってると、かなり薄着でいける。 焚き始めは暑いぐらいだったが、やっと丁度いいぐらいの気温になってきた。

バッチリのタイミングの窯焚きになって来た!

まだ、続くよ!!!

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