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【薪で焚く陶芸窯】夜中に窯の前で宿題をする小学生

毎年この時期は自家製ユズコショウ作り。


青唐辛子は手袋をして刻む。


あっこちゃんの実家の青柚子を送ってもらった。


麹と塩を混ぜてフードプロセッサーで回す。 後は数ヶ月熟成させれば完成する。 今食べてるのは去年のもの。 一年ぐらい熟成した方が美味しい。


昨日から窯焚きも始まってる。 実家の親父の小さな方の穴窯。

12時に親父と僕が交代する。 野遊も学校から帰り次第、僕と一緒に寝て、夜中起きて窯場にくる。

ここの所、昼間は同級生の建築士に頼まれた現場仕事があって、窯焚きと一緒になってしまった。 朝から夕方までは現場に出て、夕方早目に寝る。 で、夜中に起き出して朝まで焚く。 窯焚きは意外とゆったりした癒される労働なので、昼間の現場仕事とのコントラストもバランスが悪くはない。 もちろん眠くてトロントロンになる時間もあるけど、、、。


彼は必ず宿題はしていく。 行き始めて1年近くになるけど、常にそう。 夜中の3時に宿題してる小学生も珍しい。


穴窯の前は狭いので、薪をくべる時以外はピザ窯の屋根の下に逃げておく。


さすがに朝の5時ぐらいには眠くなってダウン。 風が出て寒かったので、毛布&ムシロで寝る。

夜中の静かな時間にパチパチと薪のはぜる音と、豪快に炎を吸い込む窯の前で居るだけで飽きない。 とんと、陶芸の作品作りからは離れてしまったけど、窯焚きはやはり楽しい。 野遊が夢中でついてくるのも分かる。

それでちゃんと、自分で朝6時半には玄米ご飯と味噌汁の朝ごはんを食べて学校に行くのが凄いと思う。 ついつい、「無理して行かんでもええのに、、、。」とか思ったり、口に出したりしてしまうけど、彼は「今日は〇〇が楽しみやけん絶対行くで!」と張り切って出かけていく。

色々と手伝ってくれる上に、こういう所もほんとに感心してしまう。 窯焚きも彼が来てくれると僕は超楽チンで、賄いの夜食作りに精を出したりしてしまう。 窯焚きももうちょい体が大きくなれば、すぐに一人で出来るようになるぐらいのレベル。 つくづく、子どもの純粋な好奇心から生まれる吸収力には驚かされるねー。

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