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2014年 廃材天国見学会のご報告

廃材天国見学会、盛況のうちに終える事が出来た。 今回は募集開始後、早々と定員になった。

キャンセル待ちも出る程で申し訳なかったが、15名の大人に子どもが4人、うちら家族にスタッフを含めて8人で、計27人。 食事の準備の都合や、見学の際に狭い風呂やコンポストトイレまで皆に見て頂く事を考えると、これ以上は増やせない。 来年になるがまたの機会を準備するので、しばらくお待ち願いたい。


さて、自己紹介の後右側のスクリーンを下ろして、博之さんのミニ講演からスタート。 今の社会の現状や、楽しんで自給自足をする意義について、分りやすくも「そっか~!」と思えるお話。 特に、「自給自足」=「お金から逃れる」という意識では実現困難だという部分が深い。

老後の不安 子どもの将来の事 今後の経済がどうなるのか

現に大抵の【将来の不安】の中にはお金に関する事が占めている。 うちの場合は完全に不安がないと言いきれるので、是非見習って欲しいもの。


僕の講義。 今回初めて、参加者の方に過去の講義のデータを送って事前に聞いてもらってた。 復習として短時間にまとめて聞いてもらった。


続いてあっこちゃんのお話。 彼女の話はうちの日常生活の事や子育てに関するもの。 感動的なエピソードも多く、子育て中の参加者にはさぞ参考になったと思う。


講義が短くなった分薪生活の実習として、実際にステンレスカマドに火を入れたり、風呂を焚いたりした。 薪生活の根幹は【快適なシステム】だ。 薪の搬入経路、薪のストック場所など、実際に見てみればイチイチ大変な労力を割いて薪生活をしてる訳ではない事が分かってもらえた事と思う。


五右衛門風呂の焚き方は野遊が指導。


カマドにも実際に火をつけてもらいながらの実践的な話。


その後はお楽しみのお昼ご飯。


左から、食養のキンピラゴボウ、大豆ミートのカツ、ファラフェル(丸い揚げもの)さつま芋のツルの煮物、素麵瓜とインゲンの土佐酢ジュレ。 毎回揚げ物を入れるのは、手作りのソース、マヨネーズ、トマトソースなどを味わって欲しいから。 子どもたちにこそ、そういうものを安心な純正調味料で手作りして欲しいというあっこちゃんの想い。


らっきょう(2年もの)、キュウリと人参の味噌漬け、キムチ(冷凍してあったもの)、キュウリとナスの柴漬け。 全て、砂糖なしでも発酵や熟成の力で十分に美味しい。


普段はしまってある大きな座卓も出して大勢でのご飯。


お昼ご飯の後は廃材天国内の具体的な見学。 まずは天ぷらカー。 ボンネットの中にあるサブタンクに軽油を入れながら説明。


座席下のエンジンルームは見えづらいので、交代で。


パイプハウスの見学。 A級廃材のストックや中古パイプハウスから倉庫にした経緯など。


天ぷら油の沈澱タンクや濾過の仕方。


パイプハウスから廃材置き場を歩いて、廃瓦屋根の説明。


井戸。


キッチンのすぐ前の菜園を見て。


移動式ピザ窯。


廃材ソーラーシステムの話。


リフォーム中の部屋。 廃畳の使い方や今後の計画について。


4寸角のログ造りの二階の陶芸工房。


次は実習、ビワエキス作り。 まずは外でビワの葉を洗う。


あっこちゃんの説明を聞きながら、みんなで葉をハサミでカットして瓶に入れる。 これにホワイトリカーを注いで完成。 持って帰って、3ヶ月すると使える。


ティータイムには柿とさつま芋のタルト。 お茶しながら最後の質問タイム。


みんな今まで見てただけの廃材の家に実際に来れて、聞きたかった事も聞けて満足してくれた。

今回は事前に講義を聞いてきてもらったので、実習を取り入れられたのがよかった。 実際にやりながらの話じゃないとやはり深い深いは得られない。

それと、何人もの参加者が「陣さん程は出来ないですが、、、。」と言われたが、既にここに実際に自分の足で来た訳だ。 それはもう、自分で自分の自由な生活を勝ち取ろうとする意気込みの現れに他ならない。 もちろん、ライフスタイルは千差万別。 僕のマネをする必要はないし、またうちとは違った自分の納得のいく生活を構築して欲しい。

それがこの見学会や合宿をやってる意義だから。

実際には準備の大変さもあり、どのぐらいの頻度で出来るかなど、まだまだ未知数だが重要がある限りやって行こうとは思う。

またこのブログでお知らせするのでチェックしてね。

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