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廃材建築の真骨頂、廃材×即興×自由=アート

いやーーー。 毎日やり続けても飽きない廃材建築。 自分でも廃材マニアの溢れるエネルギーに驚くばかり。


ドア枠完成。


ミリ単位でバッチリと枠とドアを合わせた。

こんな大きなドアは測って、作って、後でつけるなんて芸当は不可能。 柱に自作蝶番つけてから、一本づつ材を当ててみて、構築する。 廃材建築の基本は「現場合わせ」。 このドアなんかはその最たるもの。


ドアの合わせ目も触れるか触れないかの超ピッタリ。 当ててみて、ちょっとづつ削ってはまた当てての繰り返しやから、ピッタリして当然。


パイプハウスと廃材置き場は20mぐらい。 その間を行ったり来たり。

こうして山となってる廃材はただの産廃。 でも、必要なサイズのを一本づつ拾い上げて組み立ててゆくと立派な建築物になる。


僕が廃材建築に使う。 薪ストーブに焚く。 弟も薪ストーブの炊き物として取りに来る。 近所の薪ストーブ焚いてる知り合いも取りに来る。

それでも中々減らない、無尽蔵の資源。 減ったら減ったで、欲しくなる。 そうなれば解体屋に電話一本。 それでまた廃材は山と積みこまれる。


お次はドアの両サイドの壁。 ここには丸太をあしらった。


おおよそでチェーンソーを入れる。 何度か当てては削ってで大体合わせる。 後はビスの2、3本も打ちこんめば強度は十分。


あっという間に壁面の下地完成。

「うーん、ここはどんな材を使うか?」 廃材の山に歩けば、自然に必要な材が選ばれる。 頭で考えない。 無作為のような所作。


ここで、壁面材料を選ぶ。 板系廃材ばかりを積み込む。


切って打つ。 また、切っては打つ。 廃材建築は即興なのだ。


ここポイント。 構造の要である、独立基礎の一斗缶に突っ込んだ柱。


ロッカーの扉の廃材をカットして水切りを設ける。 コーチスクリューも入れて、バッチリ。


まず廃材ありきの廃材建築。

デザインは廃材が決める。 しばらく作業した後、「おおー、こんな風になってきたんや!」と自分で感動する。

廃材×即興×自由=アート

建築物である以上は強度的、耐久性的に制約がある。 それでも、存分に自分が楽しい方向で遊び尽す事がいい仕事を産む。

結果を見れば分かるやろーーー!!!

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