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一斗缶を使ったロースト鹿の作り方

鹿肉の料理。

頂いて、冷凍してあった鹿肉。 解凍して塩、胡椒、ブランデー、ニンニクの摩り下ろしをまぶして寝かせておいた。

これをローズトビーフの鹿版にして欲しいというのが土歩の誕生日のリクエスト。


肉jが漬かってから、急いでローストする段取り。 廃材の一斗缶とお菓子の缶。 こういう穴が最初から開いてる一斗缶が都合がいい。


一斗缶の底を缶切りで開けて、お菓子の缶は金切りバサミでカット。 一斗缶の底はクニッと曲げて、後で利用する部品とする。


穴に被せるように、部品を置く。 上に鹿肉を吊るせるように、鉄の廃材と針金で適当に作る。


鹿肉をぶら下げる。


くり貫いたお菓子の缶の上に一斗缶を乗せて、中火にかける。


途中、風が出てきたので出店用のフードを置く。 この頃にはもう煙は出なくなってる。

これは燻製と違って、チップは仕込まない。 しかし、落ちた肉汁からすぐに煙が出てくる。 それと缶の中の熱気でローストされるという仕組み。

本によると、「肉に金串を10秒間刺して抜き、唇に当てて温かいぐらいが丁度いい。」と。 ローストする時間は肉の塊の大きさや火加減によって変わってくる。 今回の鹿肉で30分ぐらい。 鹿の背肉は長細いので、火が通りやすい。


こんな感じで完成。


レアな感じで最高の出来栄え。


今回の誕生日パーティーには土歩の強い希望でケーキは無し。

なぜかと言うと、彼は今松見歯科の歯科衛生士のお姉さんの指導で「食事日記」を付けてる。


朝昼晩のご飯と間食を含めて、口にしたものを全部ノートに書くというもの。 これはダイエットなどで利用される方法。 日々無自覚に食べるんじゃなく、ちゃんと書いて後で見ると、「こんな食生活なんか。」と一目瞭然。

松見歯科の指導で、「果物や甘いものは週に一回」というのを忠実に守ろうとする土歩の努力には鬼気迫るものがある。 大人でも中々あそこまでは出来ない。 もちろん我慢がストレスになっては元も子もないが、今の所は前向きに捉えてる様。

虫歯もさながら、砂糖の中毒性で鬱やキレる原因にもなるとか。 しかし、外に仕事に出かける現代人に脱砂糖ぐらい困難な事はない。 僕も今毎日のように現場に通う日々なので、お茶と味噌汁と玄米弁当持参で出かけてる。 前の晩の残りものや常備菜や漬物をつめるだけなので、10分で出来る。 このローストディアーもお弁当のおかずに最適。


鹿、鹿、鹿、の鹿三昧。 粒マスタードや醤油、自家製のノンオイルマヨネーズなどをつけながら頂いた。 今回はローストの加熱具合も丁度いい感じ。


うちの卵での茶碗蒸しにも誕生日版という事で天然のエビが入った。 昆布と鰹節を奮発すると本格割烹の味。


ケーキじゃなくとも、ロウソクを立ててバースデイソングを歌うとお祝いムードになる。 マクロビスイーツすらなかったが、土歩は大満足の様子でよかった。

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