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パスタマシンで手打ちうどんを作る

手打ちパスタを出店した時の生地が冷凍庫にあったので、何とか使おうと考えた。

手作り生活では冷凍食品は買わないけど、残ったものや大量に仕込んだものをつい冷凍庫に入れてしまう。 電気を自給してるので電気代の事は気にしなくていいとはいえ、冷凍庫がパンパンになるのはよくない。

自給自足生活において、冷蔵庫での余りモノや自家製調味料の保存は重要。 テレビ、エアコン、電子レンジ、コタツ、電子ジャー、電気ポットは不要なので廃材生活に入って13年間置いてないけど、これは譲れない。 冷蔵庫と洗濯機は家電リサイクル法が出来て、4~5000円も処分代がかかるようになってからは容易にもらえるようになった。 この2つは現役選手が稼働してる間でも、「要る?」と言われた時に、もらって控え選手として待機させておく。

完璧に、医食住エネルギーを自給したい。 電化製品は一切使いたくない。 貨幣経済から逃れたい。 これら理想主義的な要素は一軒目の廃材ハウスの頃はかなり強かった。

でも、気がつけば一軒目の生活の時には出来てなかった3食の料理まで薪の生活になった今となっては、上に書いたのような形に捉われるような想いは消えつつある。 自分にとって無理のない納得のいく好みのスタイルが今の生活形態。 これが現実。 電気を売電するようになっても、自分にとって不要な電化製品は要らんし。

今の自分からすれば実現不可能な事のように思える事を「理想」という。 やりたい事を実現した今となっては理想などない。 もちろん、不完全で偏ってて人に迷惑をかける。 それでいい。 開き直りとも言えるけど、そうしか出来ないのだ。 ここはいくら突っ込まれようとも無理。 やりたい事しか出来ないのだ。 おそらく僕だけじゃなく、みんなそうやと思う。

自分に合わない「理想」を追い求めるな。 自分に出来ることの積み重ねが今の「現実」を創るのだ。


で、パスタマシン登場。


延ばすのもカットするのも、一人が持ってて一人が回すとうまくいく。


子どもたちの要望はうどん。 野遊と土歩は何かと和風を好む。 寒いし、煮込みうどんにした。


同じ生地でも、トマトソースやバジルのジェノベーゼで和えるとパスタ、醤油や味噌味にすればうどん。 太麺なので、よく煮込んだ方が美味しい。

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