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コンクリートの壁に穴を開けてドアを作る


とある会社の使われていない倉庫。


中は片付けられて、ガランとしてる。

前回の、築30年の民家のリフォームが終わるやいなや、この現場に毎日通う日々。 かれこれ2週間も通ってる。

県内でオーガニックヘンプなどの服を製作するルナティカナパの恵子ちゃんからの依頼。 アトリエ兼住居としてリフォームする。


まずはこの壁面を抜いてドアを作る。


プリントベニヤを剥がすとブロックが現れた。


ブロックの更に外は、厚めのモルタルの壁。 まずはカッターを入れる。 今回もマサと二人でやってる。 キッチンや風呂、洗面台などの給水や排水、薪ボイラーの取り付けと、配管のプロの腕の見せ所満載。


両方からカッターを入れ終えたら、ハツリで破壊。


ハツリよりも、大ハンマーでぶっ叩く方が能率がいい。 ブロック自体は大した強度はないので、思いっきり叩くと壊れる。


とは言え、鉄筋が入ってるので簡単ではない。


何とかやっつけた。 最後の仕上げはまたハツリで。


三方枠はカンナを当てた廃材で作る。 今回は、前回のような新品のフローリング材やプリントベニヤの出番はなく、廃材を多用した。 もちろん施主の恵子ちゃんの同意もあって。 やはり廃材建築家としては、こういう現場の方が面白し、やりがいがある。


こんな感じ。


ジャン! 廃材のアルミサッシドアがピッタリ入った。


元々屋外用のドアなので、しかりとした鍵がついてる。


廃材から外して集めてある屋内用のラッチ受けでは小さいので、 グラインダーで加工する。


ビス穴ギリギリまで拡張してやっと上手くいった。

今回の目玉は、浴室作り。 薪ボイラーの取り付けもやった。

毎日、弁当を作って7時に家を出て5時まで作業。 その後もホームセンターに寄って、翌日の材料の段取り。 家に帰ってからも、廃材の物色や積み込みで、8時近くまでかかる。

現場が休みの日曜日に、草刈りや薪作りを子どもたちと一緒にやる。 幸いな事に、あっこちゃんが今までやってこなかった天ぷら油の回収やゴミ出しなどをやってくれるようになった。 必要に駆られてというか、旦那をあてにしててもしょうがないという事で、、、。

PCに写真を取り込むのも中々出来てなくって、やっとこさの記事のアップとなった。 また、次の記事をお楽しみに~!!!

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