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なぜ高い純正調味料を買えるのか?

外に仕事に行く日々も数日間で終わり、久々に家の作業がしたい所。 でも、雨で焚き物作りも出来ないし、畑もできない。


そこで、作業ズボンの修理を思いついた。 お尻とか膝の上から破れはじめる。

自給自足生活において、着るものの9割方は作業服。 どうせボロボロになる作業服を新品で買うのは馬鹿らしい。 そもそも、アウトドアメーカーなんかのパリッとした格好で、釘だらけの廃材に躊躇せずに立ち向かえる訳がない。 常に、破れる、煤まみれ、油まみれというのが前提。 コーキングやアスファルトシングルのボンドというハードなものにもモノともせずに全力で作業できないとダメ。

最近のお気に入りは障害者の作業所がお店をしてる所の古着コーナー。 ほとんどが100円で、よっぽど新品級の上着などが200円。 写真のズボンも、ユニクロのチノパンが100円で出てたのを長く愛用してきた。


裁縫なんで小学校の家庭科の時にちょっとやったぐらいで、滅多とやらない。 一応、あっこちゃんに道具を借りて取り掛かる。


何とかやっつけた。 これでまた数ヶ月は延命できる。

自給自足生活の作業の中でも、女性はチクチク仕事をコツコツやるのが好きなよう。 でも僕の場合、裁縫そのものが楽しい訳ではない。 作業ズボンを買うぐらいなら意地でも直してやる!という動機。 何ならホッチキスでバツバツッと留めて終わらせたいぐらい。

月末の金、土、日は善通寺の自然食品店「ポパイくん」のセールの日。 全品15%オフで買える。


左から100%圧搾菜種油、杉樽仕込み本醸造醤油、三河本味醂、圧搾ごま油、本醸造の酢。 酢以外は全て2000円を超える一般的にはお高い品。 でも、醤油と油は月に一本づつは消費するけど、味醂や酢は毎月買う程は使わない。 それにこれらがあることで、タレ、ソース、ドレッシング、全ての料理の味付けを賄うので結果的に安くつく。

以前は炭と塩で洗濯してたけど、ウチの井戸水は硬度が高くて、タオルがバリバリになるので、この重曹で洗濯してる。 石鹸は手洗いから風呂用まで全てこのデカイので共通。

言いたいのは作業服は100円で十分やし、縫えば長持ちするけど、調味料には妥協しないという所。 こういう何に遣うか?何に遣わないか?がハッキリしてくると金に困ったりしない。

自給自足生活に向かう時に、みんなの不安の一番はお金に関するもの。 勤めの仕事を辞めて、安定した給与がなくなっても生活していけるのか?

実際に、13年前の自給自足を目指して何とか廃材の家が出来て、生活を始めた当初は僕ら夫婦も不安だった。 その頃から「買いもの」に関しては絶対的な法則を守ってきた。 安定収入がないからこそ、絶対にローンじゃなく現金でしかモノは買わないし、衝動買いや流行に流されたりしない。 茶色に英字の並んだバックも財布も不要。

必要なものには妥協しない 要らんものは買わない

最も、必要か不要かを決められないから散財するんやろけどね。 必要なものは、健康的で持続可能な生活を実現させる品。 その品が作られたり流通する過程も持続可能性が求められる。

不要なものは、その場限りの使い捨て品、健康にも悪くて、環境にも配慮のないもの。 いくら環境によいからと言っても、無茶に高いものやネットワークビジネスでしか手に入らないものはオカシイ。

要するに自然か不自然か? 大手の流通に乗せて、宣伝費かけてコマーシャルしないといけないようなものは100%不自然なもの。 信頼できる生産者や加工業者が家族経営でやってるような所の品は自然なもの。

要らんものを「消費」するから消費税がたったの3パー上がるだけでビクビクせないかんのや。 こういう選択が板につくと、増税もインフレも全く怖くないんだぞ!!!


宇多津産直の「魚の大空」から鰆のアラを頂いた。 これは酒粕鍋。 アラの出汁と酒粕と自家製の味噌のコクで最後の雑炊が最高。


ドブロクの酒粕や寺田本家の酒粕など色々使ってる。 これらを水を混ぜながらフードプロセッサーでトロトロにして火を入れておく。 こうする事であっこスイーツにも使えるんだそう。


これも頂きものの素麵瓜。 薪キッチンで鋳物の鍋で表面が焦げ付くぐらい火を入れる事で香ばしくて美味しい。 この瓜は茹でると味が抜けるというか、水っぽくなるのでこのやり方が美味しい。 スダチと醤油で鍋の箸休めとしてピッタリ。

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