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【糀手作り】一度に15㌔のお米を糀に加工するには?④(出来た糀で味噌作り)

麹が出来た翌日には味噌作り。

去年から麹の自家製に挑戦したけれど、 今回、バッチリの状態の麹で仕込む味噌作りは楽しみ~。

今年の一回目としては15㌔の大豆を使う。 麹は15㌔のお米が、16、2㌔の麹になった。 いつも、大豆と麹のお米が1:1の割合。


麹を作ってる後半に(3日間)大豆を洗って水に浸しておく。 小さな鍋のは一升分を分けてある。 後で理由が出てくるが、これが大量に味噌を作る時のポイントになる。

これは親戚のおばちゃんが作ってる大豆を分けてもらったもの。 大豆は一昼夜もすれば十分ふやける。


麹を作る時にお米を蒸した外カマドで大豆を煮る。


薪ストーブの上でも煮る。 右のが一升分の大豆。 最初白いモコモコのアクが出るので取る。


外の火の管理は土歩が几帳面にやってくれる。 一旦沸騰して、アクを取ったら後は弱火をキープする。


3~4時間煮ると、柔らかくなる。 普通に食べる肩さを通り越して、しっかりと煮る。 よく言うのが、親指と小指でつまんで簡単に潰れるぐらい。


子どもたちが火の管理をしてくれてる間に、僕は道具の段取り。 これは挽肉を作る道具。 挽肉機は板にくっつけてあるんで、板と机をクランプで固定する。


よーく柔らかくなったら、まずは一升分の大豆の重さを量る。


一升分の大豆、10等分した麹に、大豆の煮汁も入れる。 全ての分量を量っておく。 煮汁の事はおばあちゃんが「飴」と呼んでた。


全体をよく混ぜる。 飴を入れる事で、麹に水分が回って潰しやすくなる。


挽肉機で潰す。 子どもたちが交代で回す。


こんな感じでウニウニとキレイに潰れる。


塩は天草の自然海塩の「小さな海」。 全体量の12%量る。 1%は上に振り掛ける用に残しておく。 最近は全体で13%にしてる。


潰した大豆と麹に塩を混ぜる。


よーく混ぜて。


にこちゃん、九九の練習。


えいっ!


ピッタリとラップする。


重石をかけて完成。

これで、夏を越すと食べられる。 でも、去年のがあるんで、大抵2回夏を越してから食べるようになる。

味噌はこういう感じで、一日の作業で一年分の味噌が賄える。 人間様は大豆を煮て、麹と塩を混ぜるだけ。 後は微生物や酵素の働きで味噌にしてくれる。

この生きてる味噌を味噌汁にして毎朝飲む。 これは健やかでバリバリ働ける体を作る源なのだ!!!

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