top of page

【減築現場】ラフな外壁漆喰塗りのポイント、石張りの仕上げ作業

神戸の減築現場も7週目を終えて、随分見えてきた。 この週は外壁の漆喰塗りが目玉だった。


先週の土日に帰った時にまたハチ天国の石置き場へ。


発電機を回してグラインダーに大やカッターを付けてカットする。 これは先週の石畳の土間からダイニングに上がるための踏み石にする。


現場に中塗り漆喰と漆喰油が届いた。 外壁に塗るので、漆喰油が欠かせない。


練りダルに漆喰を入れて攪拌機で混ぜる。


十分練った後で漆喰油を入れる。 今回初めて知った。 今までも漆喰は何度か塗った事はあるが、家全体の外壁というのは初めて。


施主の希望でこんな感じのラフな塗り方にする。


それぞれが各所で塗る。


どんどん塗り進める。


屋根の上も。


みんなで手分けして塗るので、超速い。


ご飯の後は音楽タイム。 松田しょうたくんの指導で野遊がカホンを自作した。 これがかなりのクオリティーでみんなビックリ。


と、その時雨が激しく降り出した。 漆喰の作業のためにサッシ枠をマスカーで覆っていたのを外し、サッシを入れた。


上のサッシの入っていない部分には急いでコンパネをビス留めして塞ぐ。 こういうのも現場に寝泊りしてるからすぐさま対応出来る。


翌日は一日雨で、壁面の石の目地詰め作業。


こんな感じで石の面積が広くてド迫力。


雨の翌日漏電で、一つのブレーカーが上がらなくなった。


電気工事担当の伊藤さんが来てくれて、見事に原因を突き止めて解決した。


トイレの折り戸は一旦取り外して、スライスした無垢の板を差し込む。 凄くオシャレなドアに変身。


踏み石を固定する。


石を壁面に貼り付けた時の「石張りエース」再登場。


薪ストーブの屋根出し部材のフラッシングの内部の仕上げ。


吉村しょうたくんのクールな板金作業が光る。


ジャン!


薪ストーブと煙突関係の部材も届いて、いよいよ設置。 石を水拭きすると格段にキレイになる。


梱包を外す。 本体は本間製作所の鋳物ストーブ。 一軒目の廃材の家で使っていたものと同じもの。


これが二重煙突だっ! 初めて買った。


フラッシング内部で室内のシングル煙突と、外の二重煙突をジョイントするための部材を取り付ける。


室外が二重煙突。 外気に晒され、温度変化が大きい程、煤がタール化して煙突内部に溜まってしまう。 それを防ぐための二重煙突なのだ。 もっとも、こういう屋根出しストレートの煙突の場合はほとんど煤掃除が要らないぐらい。 煤掃除の頻度が低いだけじゃなく、普段からよくエアを引くのでよく燃える。


室内はシングル煙突。 これだけの長さがあれば最高。 この小さな薪ストーブの暖房能力が20~25坪というスペック。 減築したこのコンパクトな家なら、家全体を暖められるかも。


元々は二階部分まであった足場を解体する。


この足場を外してここに軒と濡れ縁を作る。


足場もなくなり、地面の整地。


柱を立てて仮固定し、桁を乗せる。


足場用の杉板をグラインダーで磨く。 これが濡れ縁の材料。


野遊とフミくんが張る。


垂木とポリカ波板の下地を入れて。


あっという間に出来る。


完成。


みんなで超ヘビーな沓脱ぎ石の移動。


風呂の解体。


鋳物の浴槽の厚みは何と5㎜以上1㎝未満というとんでもなくしっかりしたもの。 グラインダーの刃を何枚も交換しながら切断する。 こうしないと、風呂から出ない、、、。 風呂を据えてからサッシを取り付けてるので、しかたない。


出たーーー!!

と、この週も盛りだくさんの作業だった。

いよいよ、次の週でキッチンのシンク、浴槽の設置、洗面台製作、樋工事、トイレ工事などを残すのみとなった。 今のところここ香川は台風は来ていないが、今晩は相当暴風雨になりそう。 明日の台風一過を期待して、また神戸まで行くぞーーー!!!

bottom of page