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「なかや」家族と手打ちうどん大会

「なかや」家族の要望で、久しぶりの手打ちうどん。

なかやの子どもたちもうちの子どもたちと同様かなり手作りに造詣が深く、手作りの麺作りは色々やってきたと。 しかし、うどんに関しては短く切れてしまうという問題を解決できてないという事で、野遊が美味しい手打ちうどんを伝授することに。

最初はオススメのうどん屋「明水亭」というのもあるよ、と教えたけど、うちのうどん作りを是非覚えたいという長男のフタバくんの強い要望により、実践することになった。 「美味しいものは自分で作る」という強固な意思を感じた。 素晴らしい! この好奇心からの実践が手作り生活の原点。 さすが、なかや!


香川県産小麦「さぬきの夢」で打つうどんの一番大事な最初の工程、「水回し」。 一気に水を入れずにチョロチョロと入れながら、素早い動きで捏ねずに水を粉をなじませる。 これがタンパク質(グルテン)の少ない国産小麦でのうどん打ちに欠かせない。

大半のさぬきうどん店の使うオーストラリア産のASWという粉ならこんな工程は不要。 一気に機械でガンガン混ぜても大丈夫。 材料の性格の違いにより、うどん作りの工程も全く異なる。


水回し後の捏ねない状態で数十分休ませてから、「踏み」の工程。 これも、弱いグルテンを最大限に活かすためには踏みすぎないこと。


野遊がフタバくんにポイントを伝える。 とはいえ、なかやの子どもたちは普段から手作りしまくってるので、すぐに出来る。


外の薪クドで超強火で茹でる。 一枚打ち終えるごとに茹でる。 それを食べつつ、また次のを打つという繰り返し。


出来たーーー! という僕の号令で一気に釜揚げの入ったボウルに群がる。 昆布と椎茸の効いたつけ出汁に、なかやの自家製ゆずこしょうで頂いた。 やっぱりこのうどんは美味い!!


お次はザル。 モチモチのツルツル麺で、うっすらと生成り色のさぬきの夢。 粉が美味いというのがよく分かる。


なかや持参の自家製ゴマとネギをトッピングすると最高!


他にも色々お土産を頂いた。 これは炒り味噌とエゴマのフリカケ。


もちきび、高きび、ポップコーン。


醤油の絞りカス。 これはご飯のお供としても、酒の肴としても最高。


結局2回泊まって、子どもも大人もビワの作業を始め、色々手伝ってくれて助かった。

前回の日記にも書いたけど、こういう家族との交流は意識の交換であり、お互いの進化を増長させるためのいい刺激。

子どもの可能性を増やすためにも、勉強したり色々な習い事によって可能性を広げるという風潮がある。 それは親の意識。 それが自由なのか? 可能性が増えてるのか、やらされてモチベーションが上がってないのかは、子どもの表情を見れば一目瞭然。

手作り生活を強要され、学校に行くよう社会性もなく、同級生とスポーツをする協調性もないのだろうか? いくら子ども自身に選択させるというても、親が口だけではそれが伝わる。

とにかく親の毎日が子どもに伝わってるのだ。

親が自分の好きな事に邁進する。 無理な努力や競争をしない。 人目を気にしない。 やりたくない事を辞める。 愚痴や悪口を言わない。

大人がこれを体現する。 「世の中は楽しいもの」、「人生楽勝」という姿勢を。 それを見て、「生きていく事は楽しい事なんだ。」という事を覚えるんやと思う。

こういうことしか子ども達が自分の好きな事を見つけて、活き活きと生きる道はない(断)。

子育てにフォーカスする前に、自分が目一杯やりきってみよ!!!

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