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薪を運ぶ二輪車を溶接して補強してみた

11/16に投稿した、「薪ストーブが焚けない、、、」という記事から一週間。 ここ、2~3日間は特に温かくて、まだ焚けない。

でも、着々と薪の準備は進めてる。

天気予報では、明日ぐらいから寒くなるように言ってるので喜ばしい。


前回切ったのを子ども達が全部運んでくれて、また切った。 無尽蔵にある廃材。 どんどん切って処分を兼ねて、薪ストーブの燃料にしてしまう。

仮にキレイサッパリなくなったとしても、世の中の廃材が希少になって手に入らないなんて事はない。 数年前、石油が高騰した時(ガソリンが160円代、灯油で90円代)に、 「こんなに燃料代上がったら、薪として廃材の需要が上がって、簡単にもらえなくなるんじゃないのか?」 と心配になり、いつも世話になってる解体屋の社長に聞いた。

答えは、 「うちは毎日10箇所ぐらいの現場を同時進行して、家を壊すんや。」 「廃材が出んようになるなんて事はないな。」 「それに、欲しがる人は数少ないしな。」 「まあ、いつでも言うてきな、持っていくから。」 との事だった。

現実的に考えると、会社勤めしながら風呂も料理も薪でするなんて事は出来にくい。 自給自足生活者がテレビや雑誌で取り上げられるのも、希少なだけに色モノ的に扱われてるに過ぎない。

いくら燃料代や税金が上がり、給料据え置きでも文句言いながら、今の消費生活を続けた方が楽。 という、結論か? 確かに、最初のターニングポイントにはエネルギーが要る。 それに自給自足には体力も要る。

うちら夫婦は若い時(27歳)から一軒目の廃材ハウスを建て始め、自給自足も16年になる。 いつまでも若くて、労力を無限にかけられる訳ではない。 最近は子ども達がメキメキと力をつけて助かってるけど、いつかは彼等も独立してゆく。 という事を見据え、経済的に困らないように、今のうちから投資もしているのだ。 もちろん、自給自足のスタイルはずっと続けてゆくが。

話が膨らんだが、廃材の供給は無限にあり、需要はそこまで増えないって事。 だったら、湯水の如く使おうじゃん。


薪運びの最中。 野遊がこの台車のフレームが邪魔だと言い出した。 70㎝を超える長い薪を積む時に当たる。 これ自体、廃材としてもらったものだが、一輪車よりも俄然積載性がよくて気に入ってる。


ディスクグラインダーで切断する。


しっかりした鉄のフレームだが、割とすんなり切れた。


これでスッキリした。


一輪車でもそうだが、押す時には前に傾ける。 その時に前の薪が転がり落ちて、その薪にタイヤがガクッと当たり、雪崩のように積んだ薪が崩れる。 と、なるのを防ぐため、前のフレームを延長する事にした。


両面からしっかりと溶接する。


ジャン!


ドでかい梁を切った薪もジャンジャン乗せられる。 こんな薪が割らずにそのまんまくべられるのは、うちのストーブぐらい!?


ウリャーーーー!!

と、薪運び中にちょっとした思いつきを即実行する。 こういうフットワークの軽さが、子ども達に自然に伝わっていくのが嬉しい。

何か問題があれば、すぐに解決に向かう。 「もっと、こうした方が!」というアイデアが沸いても、即実現に向かう。

閃き→行動のスピード感は、やればやる程磨かれてゆく。 反対に頭の中で考えるばっかしでは、この能力はちっとも育たない。

ネットで調べるのも、本で勉強するのも悪い事じゃあない。

それをいかにして行動に移すか? コレが一番のキー。

即取り掛かり、すぐさま実現する。 この繰り返しでしか、自分の実現力は上がってゆかないぞ!!!

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