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手作り梅干し完成から、自給自足のコツまで

梅干し干し器を作った記事を書いた。 この中で梅干しが完成のように書いた。

これにあっこちゃんが、 「まだ完成してないのに~(怒)。」 と、ダメ出し。


改めて、こちらが完成。 赤紫蘇を塩で揉んで、入れる事で、めっちゃキレイになる。

タプタプの梅酢も利用価値が高い。 鮨のシャリはこの梅酢が塩分もあって、簡単に出来る。

以前は、僕も、 「自給自足には畑と保存食作りや!!」 と、意気込んでた。

実際に一軒目の廃材ハウスの生活は、 不耕起の田んぼと菜園、鶏の世話、ヤギの世話、漬物作りや料理と、めっちゃ意欲満々で取り組んでた。

二軒目の今は、 田んぼは田植えと稲刈り以外の管理は実家の親父任せ、 鶏の世話は子どもたち任せ、 菜園や料理、保存食作りなどは完全にあっこちゃん担当となった。

いい意味で、僕が力が抜けて来て、 「何でも自分でやるんだ!」 と、思わなくなって来た。

当初は、医食住、エネルギーの自給だ! と、我武者羅にやってきた感があるが、ここまで到達してしまうと、余裕で生活してる状況。

仕事や競争じゃないので、努力を怠るとこの生活をキープ出来ないという事はあり得ない。 一旦出来てしまうと、廃材でも家は家やし(むしろ、涼しくて快適)。 田んぼや畑も、今ぐらいの手抜きでも十分自給出来てるし。

自給自足に努力や頑張りは大敵。

当時の我武者羅ぶりを振り返っても、特別に努力してた訳ではない。 やりたいからやってたし、そのスタンスは今も同じ。

これは他人には比べられない。 自分の中の「情熱」の話。

やりたいからやる。

誰にも強制されない。 誰とも競争しない。 誰とも比較しない。 誰にも命令しない。

運び込まれてくる廃材を眺めては、 「おおっ、コレでアアしてコウすれば、鶏小屋になるやん!」 とか、閃いては、コツコツ作業して遊んでる。

耐久性や効率よりも、 「!!!」 という、閃き重視。

ココ重要なポイントね。 閃きとは、ある日突然降って湧くものではないぞ。

今までに経験した事や読んだ本、見た写真、出会った人、、、。 あらゆる自分の中の蓄積がスパイラルして、起こるのが「閃き」。

邪魔をするのは、

「失敗したらどうしよ?」 「人にどう思われるやろ?」 「こんな事やってええんかな?」 「地震が来たら?」 「台風が来たら?」 「法的にどうなんやろ?」

と言った常識的な考え。

本当に自由な自給生活を営むためには、 常識的な「王道」や「正論」に則らない程いい。

お金を貯めてから、、、。 大工の修行をしてから、、、。 有機農家の研修に行って、、、。

イラン、イラン! 何で自分の生活のための事に、ヨソで習う必要があるんだ???

自分が何を求めるのか? 自分の嗜好性を知れ!

で、やりたい生活を実現させるべく、ブッツケ本番で取り組むのだ。 これが自分にしかない情熱であり、誰に習うよりも一番勉強になるのだ。

自由で悠々自適な生活というのは、 真にやりたい情熱が極まらないと、実現しないのかもしれない。

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