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廃材を切って薪にするにはチェーンソーのメンテが大事

9月の半分以上を費やした彫刻の仕事がやっと終わった。

二階の工房の下の部屋化の続きを再開したい所やけど、10月の「どくんご」のテント芝居と手作り市のための片付けが優先される。 どくんごの全国ツアーは2015年はお休みとの事。 ウチであのテント劇が観れるのも今年で最後になるのか!? 観とかないかんでーーー!!!


と言ってもこんな状態。 常に廃材の潤沢な廃材天国。 真ん中の広場に10m×10mのテントが建つだけのスペースは最低限作らなければ、、、。

片付けの作業中、近くに住んでるという人が来て、「家の木を伐採したんやけど、もろてくれますか?」と。 こんだけ廃材置いてたら、ここに持ってくれば引き取ってくれると思われるよう。 こういう者が訪れた際には、「60㎝前後に切ってくれて、言うた所に積み込んでくれるならええですよ。」と言ってる。


軽トラに4車持ってきてくれた。 しかもえらい感謝されて、栄養ドリンクを3箱も持ってきてくれた。 初対面の者に「酒の方が、、、。」とは言いにくかった、、、。 こういう生の雑木の丸太は一年は放っておいて乾燥させる。


廃材の中の梁や桁などの丸太を切る作業は久しぶり。 26ccから48ccまで各種のチェーンソーの中でも大型の出番。


太い梁などは直径40㎝近い太さ。

元々チェーンソーは生の木を伐採するためのもの。 完全に乾燥した太い丸太を連続で切り続けると刃が焼けてくる。 よって、丸太の太さに応じて替わりばんこに使ってガイドバーが焼けないようにする必要がある。 そういう意味でチェーンソーが最低2台あるのが理想。

最初はそういう調子が分からないので、ガンガン使いまくって機械を傷める。 一回はガイドバーをダメにするのも経験して慣れてくると、どういう使い方にしないといけないかが分かってくる。 一日使って、終わった夕方にはコンプレッサーで切り粉を飛ばしたり、チェーン刃の目立てをする。

何しろ機械の機嫌を損ねないようメンテナンスが出来るだけの余裕がないといけない。 絶対に! チェーンソーさえバリバリで刃もギンギンに研がれてると、1時間もあると超はかどる。 反対の状況になると、全く進まない。


去年の薪ストーブの改修で、90㎝超の薪が投入できるようになった。 とは言え太いのを80㎝とかにすると重くて僕以外にくべられないので、60㎝ぐらいにする。


一日作業するとこのぐらいの量は出来る。 これを一輪車で運んで薪ストーブにダイレクトにくべる。 薪割りレス。 手間がかからないし、この太い丸太の脇に細かい木端をくべると強火になるし、太いのだけで長時間という風に出来るのも利点。


最近は累々と積まれた薪がなくなってただけに、この光景は嬉しい。 薪ストーブを焚ける季節が待ち遠しい。

この薪が積み込まれててるのを見て、これを壁面にすれば家になるんちゃう? と考え始めたのが今の廃材の家の母屋。

とにかく、毎日毎日壊され続けてる家屋。 廃材は無制限に出てくる。 でも大半は棄てられてる。

「欲しい!!」 と言えば、解体屋のダンプに積み込んで持ってきてくれるんやからね~。

いいのは建材に、悪いのは薪に。 これで家とエネルギーがタダで確保できるんやから堪えられない。

ヤメラレナイ、トマラナイ! 廃材生活!!!

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