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土壁塗りはDIYの中でもハードルが低くて子どもでも出来る

壁塗り終わったーーー!


子どもたちもせっせと塗る。


随分上達して仕上げもこなす。


ピカピカに仕上がった。


ずっと見てても飽きない普遍的な美しさ。


四面全て塗り終えた。


子ども部屋としてはかなり広い。 12坪で約24畳ある。 ゆくゆくは半分に仕切る予定だが、折角広いんで今の所はこのままにしておく。

今の所の状態でも、部屋に入った途端シーンとしてヒンヤリとした土特有の心地よさ。 土の癒し効果は凄いね。 後は天井の仕上げをして、畳を入れれば完成する。


土のいい所はカーブしてる部分にも簡単にフィットする所。


配線の隙間を埋めるのも確実にピッタリと埋まる。

今回本格的な土壁での内装を終えた感想。

すっごく楽に美しい内装が隙間なくピシッと仕上がる。

廃材利用の場合、これだけの面積を仕上げるためのキレイな板って中々出ない。 しかし今回の土はどうだ。 どこにでもある材料。 粘土、マサ土、砂、石灰、スサ。 買ったのは消石灰3袋だけ。 粘土もマサ土も砂も元は廃材としてうちにストックしてあったものを砕いてフルイにかけただけ。

石膏ボードにビニールクロスという選択肢はセルフビルドにおいてはない。 難燃素材で安いタイガーボードにクロスと言う名の塩化ビニール製の仕上げ材が一般住宅では普通。 プロが施工する前提では土壁なり、無垢板の内装の方がお高いから。

しかし、廃材セルフビルドでの今回の廃畳の下地にリブラス(金網)張って、土壁というやり方はすっごくよかった。 まず買うものがほとんどないという廃材建築にとっては最高の条件。 そして意外だったのが、想像してたよりは手間がそこまで掛からなかった。 最後になにより土と水の仕事は楽しい。 土を水で練り、泥状にして塗る。 この自然素材を扱う心地よさといったら他とは比べられない。

これが自分のモチベーションを上げる秘訣。 自分自身を飽きさせないというのがセルフビルドでは一番。

特別な道具や設備が要らず、大手メーカーの製品を買わない。 まさに誰でもが出きる。 そして自分の好きなように!

あ。 子どもたちの事。 写真ではいつも手伝ってるように見える。 もちろん、自主的に「やるぞー!」と言って取り組む。

でも、しばらくしたら飽きて辞める。 気分の赴くまま。 僕はそれを強制したりしない。 「やろうぜ。」と誘うことはあっても、「学校に行ってないんやから家の仕事を手伝わないといけない。」というような押し付けはしない。

大人が楽しそうに作業してると「やらせてー。」と寄ってくる。 これは全員2歳ぐらいから一緒。 料理、畑作業、大工仕事から、出店の時にポップを書くのを真似たり、PCのタイピングまで。 天ぷらカーの修理やコンポストトイレの堆肥化なども。 野遊などは近い将来自分で出きるようになるためにと、確実に自分のものにしようとする意図を感じる。

今の所下の二人は行ってないが、一番上の野遊はせっせと中学校に通ってる。 親は二人とも「勉強しなさい。」とは一言も言わなくても自分でやってて、成績もソコソコ悪くないみたい。


部活が楽しくってしかたないみたいで、先日の丸亀市の一年生の大会では準優勝して超喜んでた。

どの子も自分の判断で自分のしたい事をやってる、という点では共通してる。 子どもは親の姿を見て「育つ」のだ。

親が毎日朝から晩まで自分たち家族が生きてゆくのに必要な事をして、自信と余裕を持って暮らしてる。

これ以上の子育てはないぞ!!!

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