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自作大型薪ストーブで廃材の薪を燃やし放題

ここ香川の瀬戸内沿岸って日本一暖房せんでええ地域の一つやと思われる。

先週の寒波からやっと毎日薪ストーブが焚けるようになった。 処分したい廃材を焚く、自作焼却炉型薪ストーブには待ちに待った季節。


去年の薪ストーブ拡張により、1m超えの薪が入るようになった。


こういう長い廃材が入るので、切る作業が楽。 廃材利用の場合、薪割り作業はほとんど不要。


これは11月の終わりの初回焚いた時の写真。 シーズン一発目は錆止めに軽くスプレーしてあるオイルがもうもうと焼けて凄い煙となる。 サッシを外して作業用の大型扇風機で1、2時間は飛ばさないといけない。


今回の解体現場から出た細い角材をしょうたくんが居る時にみんなで運んだ。


入口のすぐ脇に大量に積み込むのがポイント。


大型の薪と焚きつけ用の細いのは積み込む場所を分ける。


遠慮なくガンガン燃やす。 天井高4、5m、約30坪の廃材の家でも、すぐに22℃とかになってしまう。


というのも、玄米を炊くのに圧力をかけようとすると相当燃やさないといけない。 結果として部屋が熱くなる。 廃材の家の積み木や土壁が蓄熱するのか、翌朝も10℃を切るような日はない。


鍋がたくさん乗るのも拡張してよかった。 一日中焚いてるので常に湯が沸いてるし、いつでも料理を始められる。

先日参加した「私はストーブだ」でのロケットストーブの、いかに薪のカロリーを無駄にしないかという涙ぐましい努力とは全く逆の発想のウチの廃材焼却炉。 薪生活なり薪ストーブユーザーで常に話題になるのが、薪の調達なり燃焼効率などの事。

数年前からの石油高騰で、廃材を利用する者が増えて競争率が上がるのか?と一瞬考えたが、取り越し苦労にすぎなかった。 石油が上がろうと税金が上がろうと、現代人の多くは一定の稼ぎから消費する生活に甘んじるしか出来ないよね。

だからこそ、先に始めた者は有利なのだ。 高度成長期には先に大量生産なり、薄利多売を始めた者が有利だったように。

今回の選挙で自民党が延命しようとも、根本的に経済がもう一度右肩上がりになる事なんかはない。 収入を増やす事より、消費を抑える努力をしろ! 要らんものに散財して、金がないってコントは見飽きたぞ。

大体が「チルチンびと」に出てくるような、高級薪ストーブを置いたエレガントな田舎暮らしに憧れるのがナンセンス。 出来た製品を買うからいつまで経っても、金が要るという呪縛から逃れられないのだ。

自分の家族が使うエネルギーぐらい、たかだか知れてる。 それを自分で動いて生産してみれば、「こんだけの労力でええんや。」という実感が湧く。 何も山から木を切って来んでも、電話一本で4tダンプが廃材持ってきてくれる時代やからねー。

とにかく薪生活と一口に言えども、今の流行りはそれさえも商品の宣伝文句にされてる感が強い。 エコ、ロハス、無添加、天然、、、全部一緒というていたらく、、、。

金払って人任せにして、楽しい訳ないだろ!!

生活は自分で労力かけて切り開け。

この他にバリバリ働ける身体と、工夫を閃く頭を使いようがないぞ!!!

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