日常、思いついた時に行く天ぷら油の回収。
20ℓのポリタンクに溜めておいてくれて、週に一回行く店から、ドラム缶に溜めておいてくれて、2、3ヶ月に一度行く店と様々。
先日、ドラム缶タイプの店で回収中にドラム缶用のポンプが壊れた。
解体現場で獲ってきて保存しておいた、別のドラム缶用のポンプがあった。 ホースが固化して使い物にならなかったので、ホームセンターの丁度いい太さのを選んでつけた。
この回転式のポンプは調子いい。 何でもやりたがりのにこちゃんの力でもどんどん汲める。
この店は鮨、割烹の店で、実に質のいい油が回収できる。
帰りにポリタンクタイプの店のも回収。
18ℓの缶が9個、20ℓのタンクが3個。 これで裕にドラム缶一本を超える油の量。 200ℓ以上。 これが沈殿と濾過という時間に任せた精製によって、ほとんど全量軽油と同等の価値を持つ。 軽油1ℓ135円として、3万円近くになる。
こうしてタダでもらえる産廃で車の燃料まで自給できるのだ。 しかし同時に、自動車の事=車屋任せ、という常識では天ぷらカーには乗れないぞ。 天ぷら油で走らせるという常識外れをやってのけるには、自分でエンジンに注ぐ天ぷら油の供給ホースなどのメンテナンスができないといけない。 ホースにエアが噛んだ時の処置、フィルターの交換、アイドリングを上げたり、ストレーナーの掃除、、、。 うちで一番大変だったのは、燃料タンクを一旦降ろして中を丸洗いという作業だった。
金を稼ぐ事と遣う事にばかりフォーカスする現代人よ。 どうやったら遣わないで済むかを考えろ。 楽をして、人任せでは、それは実現しない。
考えるだけではただの妄想。 自ら実行に移さないと何の値打ちもないぞ!!!
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