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田植えの仕上げと、畑に色々と植え付ける

3反の田植えを終えた後、苗代にしてた小さな田んぼを代掻きしてた。


いよいよこれで最後の田植え。 こんな小さな田んは、僕、親父、土歩、にこで2時間ぐらいで植えられる。


このにこちゃんが植えた所で、画竜点睛。


田植えの後は毎年サツマイモを植える。 草ぼうぼうでほったらかしの畑の草を草刈り機で刈っておいた。 一日も置くと、乾いて動かしやすい。


ほったらかしでゴッツイ根があろうとも、トラクターで耕すとあっという間に美しい畑になる。


所々に去年堀り残したサトイモが出てる。


もったいないので、隣の畑に移動。


この田んぼの季節には常に用水路に豊富に流れてきてる。 畑に据えつけられた塩ビ管をクルッと回すだけで、ジャンジャン水が入る。 こういうのはその土地の水利の環境。 ウチの水利環境は最高。 水不足の代表のような香川県でも、水不足になる年はまずない。 もし、上から流れてくる水が少なくても、自治会で管理してる井戸の横のポンプ小屋の大型ポンプを始動させると、凄い勢いで水が来る。


植えつけたサトイモにふんだんに水をやる。


こちらは先ほどの畑。 トラクターで耕した後は管理機という小型の機械で畝を作る。 土歩初挑戦だが、以外と力が要るもので、すぐに僕と交代した。 野遊ぐらいなら体力的にも、好奇心的にも出来ると思われるが、残念な事に学校ごっこに付き合ってるので、不在、、、。


サツマイモのツルの植え付け。 畝さえ出来れば、こんなのは文字通り子どもの仕事。


自分たちが食べるためのお米と野菜を最低限しか作ろうとしない僕とは対照的に、あっこちゃんは積極的に畑に勤しむ。 毎年作る味噌のための大豆を自給したいという事で、大豆を2列植えた。 後、落花生も! 落花生はツマミになるんで、大賛成。 やっぱり自分の食べたいモン植えんとねー。 これこそが、販売するための農業じゃない、自分の自給のためのの醍醐味。


畑作業も終え、田んぼを水を見に行くのに、カブの後ろに乗るのがにこちゃんの楽しみ。 思いっきりスピードを出すとゲラゲラ笑うんで、楽しませ甲斐がある。

まあ、こういう現代社会の金を稼ぐための仕事じゃないベクトルの農作業に没頭してると、本当に充実する。 一応はニュースの「ギリシャがデフォルト!?」や「集団的自衛権云々」というのも、チェックはする。 しかし、その滑稽なニュースに右往左往されられたり、ましてそこから不安になって「これからどーしょー。」という、何も手につかない程の状況には成りっこない。 そういう不安や心配が頭を占める事を、「流される」とか「ブレる」と言うのだよ。

ウチのように、医食住、エネルギーを自給し、「使わない!稼がない!」と標榜し実践してしまえば、社会情勢の変化など恐るるに足りない。 究極は日本円が紙クズになろうとも、明日からも、薪で玄米炊いてキュウリのヌカ漬け作って生活するウチの生活はビクともしないとハッキリしてるのだから。

それが、日々の「生きるために必要な労働」を淡々とこなし、「これも自分で出来るんちゃうか!?」と言う、先日のPCのセルフメンテに意欲を燃やす事にも繋がる。 そう、それが、給料を貰わなくとも、ノルマや目標もなくとも、一日中貪欲に活動し続けられる根源なのだ。

心底贅沢な日々やと今日も思った次第!!!

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