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【災害ボランティア】2016年熊本地震の現場に行ってきます

熊本の地震は凄かった、、、 実際に現地に行って来た建築のプロから、益城町の写真を見せて頂いた。 直下型の縦揺れで、基礎から土台や柱が吹っ飛び、横揺れで無残にもグシャグシャの家多数。

「俺も、大抵の地震が来ても大丈夫なように、家を作って来たつもりや。」 「でも、アレは尋常じゃない、、、。」 「これからの家作りを見直さな、、、。」

その方が、 と、地震直後に物資の支援に現地に行き、帰ってきてからの報告だった。

連休の前後で周到に計画を練り、ご自身の会社の職人さん、協力会社の方々、総勢20名ぐらいで、現地にボランティアで家の修理に行く。

で、。

「陣くんにも一緒に行ってもらいたいんや!」 と!?

阪神淡路の時は備前焼の弟子だった。 岡山でも震度4で、パイプベッドから落ちるんちゃうかと思う程揺れた。 当時は、ボランティアで行くとかいう発想は毛頭なかった。

東北の時は、現在の廃材天国での生活をスタートしてた。 現地に行く事はなかったが、しばらく被災者や移住希望者を受け入れた。 うちに来てから、こちらに移住した一家多数。

どんなに大変な天災でも、離れてるとやはり他人事になる。 今回も、映像や写真を見て、「大変やなー。」と、思ってはいた。 でも、実際に自分が行って何かしようとは思ってなかった。

それだけに、声をかけて頂いて、一気に体温が上がった。 即答で、「分かりました!」と答えた。

と、今回は建設会社の社長の熱い想いに便乗する形になった。

誰だって、 「出来る事はしたい!」 という想いはある。

でも、現状の仕事や生活もあるし、中々現地に行くのは難しい。 「漠然と行って何が出来るんだ??」という気持ちも先行する。

今回のように段取りをしてくれる熱い方が居ると、 「よし!行ったるか!!」 という気持ちになる。


その打ち合わせに行ってきた。

何より、木材やシート、発電機やハシゴ、道具類の段取り。 自分らの泊まる場所、テントや寝袋、仮設トイレ、飲み水、ご飯を炊く段取り。

彼らは東北にもトラックに資材を積み込んで支援に行った経験もあるんで、その時のノウハウも聞かせて頂いた。

被災した家でも、屋根が壊れてとりあえずシートで覆うと雨漏りが防げる。 今回の被災地でも、既にリサーチ済み。 しかし、ただシートで覆ってロープで張るだけでは風で煽られると、一気に飛んでしまう。 そこで、軒の部分のシートに角材をビス留めして固定する作戦を取る。

材木屋の社長は、 「うちで必要な分は準備するわ。」

電気工事の会社の方は、 「一通りの電気工事の資材は持参するぞ。」

建材屋の方が、 「割れた窓を塞ぐのにコンパネも相当いるやろ。」

大工さんは、 「腰袋、インパクトなど、最低限の道具は各自で、ビスや番線は会社で段取りしとこう。」

と、超スピーディーな打ち合わせだった。

当然、うちからもハシゴや発電機、道具類を持参で同行する。 ちょくちょく一緒に仕事をする、マサにも声をかけると、是非という事で一緒に行く事になった。

11日の夜に出発して、12日~14日の3日間作業をする。 万全の準備をして望んでも、現場は被災地。 どんな状況で、どんな需要があるのか? それは行ってからじゃないと、分からない。

ぶっつけ本番、 行き当たりバッタリ、 臨機応変、 直感と即興、、、。

とまあ、廃材建築家の腕の見せ所やね~。

また、報告するので、お楽しみに!!!

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