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2013年 バインダーで稲刈りして、天日乾燥

いよいよ本格的に稲刈りに入る。


親父がバインダーで刈って、僕らがハゼの木の設営。 朝から友達の井桁くんが来てくれて、手伝ってくれる。


まず、杭を打つ。


畳屋からもらう畳のヘリ。 これでハゼの木を固定する。


野遊には頼み込んで学校を休んで手伝ってもらった。 中々休みたがらないけど、何とか納得してくれた。 で、作業に入ると楽しく本領を発揮してくれる。


その間、土歩はコツコツとバインダーの刈り残した稲を刈ってくれる。


その後は出来たハゼの木の所まで運ぶ。


それをハゼの木にかけていく。


親父がバインダーでジャンジャン刈るので、刈るだけは一日で3反全部刈ってしまった。


バインダーが結束した束を運んでかけていくのは時間がかかる。 それでも井桁くんとこども達の活躍もあって、2枚目の田んぼまでは掛け終った。

いつも稲刈りには家族だけでだと3日、こうして手伝ってもらえると2日とかで終わる。 3反分のお米で親父の家、廃材の家、弟家族、妹にもたまに送っても十分足りる。 お米ぐらい効率のいい作物はないのだ。 手植えの田植えだって、3日ぐらいのものやし。

このバインダーなんかは壊れたって、中古で買えば10万も出せばある。 コンバインの場合はそうはいかない。 しかも、コンバインで刈り取るとすぐさま乾燥機に入れてボイラーで乾燥させないといけない。 コンバインと乾燥機を導入せずとも、3日の労力で、バインダーとハゼの乾燥+2、3週間後にハーベスタという脱穀機で一日で終わる。 それで、一年分のお米が取れるんやからねー。

それに、お米そのものは売らないけど、イベント出店で玄米ライスバーガー、玄米珈琲にして売る。 甘酒、米飴に加工してあっこスイーツにして売る。 量にするとほんのちょっとだけど、いくらかでも収入になってる。 自給自足を実現するには、こういう抜け目のなさが重要なのだ。

無駄な金を遣わない生活を実現すると、こういう不定期の臨時収入の積み重ねで十分。

これが悠々左ウチワ生活の源泉なのだ!!!

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