手作業で田んぼの作業をやって採算は取れるのか?

さあ、いよいよ田植え!


まずは苗取りから。














3反の田んぼに家族総出で3日間かかって田植え。 廃材天国の家族、実家の親父とお袋、弟の源とゆかりちゃんの家族、京都の妹の雅も帰ってきて、大所帯。 ゆかりちゃんのお姉さんやお父さん、源の友達も手伝ってくれたのもあって、2日半で植えられた。 みんなでワイワイ植えて、夜は宴会というのも田植えの醍醐味の一つ。

しかし! みんなでやるから楽しいのは事実だけども。 一人で出来ない事もない。

一軒目の廃材ハウスの時には段々の棚田(6枚で一反程)を借りて一人で一週間かけて植えた。 今の丸亀のコンクリ畔と違って、モグラやザリガニが穴をあけると水はダダ漏れの棚田。 上にある小さな池だよりの水にも事欠く大変さやった。 ジャンボタニシも居なくて、暑いさなかの手作業での草取りにはしょっちゅう休憩して近くに成ってる夏ミカンを勝手に拝借して難を逃れたもの。

いよいよ小さなため池が乾上がり途方に暮れてると、廃材建築の師匠の田村さんが、「日が落ちてから田んぼに来い。」と言ってくれた。 暗くなって田んぼに出かけて行くと、田村さんがエンジンポンプを用意してくれてた。 「香川用水からコレで盗るんじゃ。」と!?

そこまでやっても、その年の収穫は3俵ぐらいやった、、、。 不足分は大家さんである河野さんの籾摺り場の機械から溢れたクダケをもらって凌いでた。

ともあれ、今の田んぼの収量のMAXが25俵(玄米30㌔の袋で50袋)。 無農薬無肥料、除草剤ナシ、天日乾燥という最高のスペックでの末端価格に換算すると、30㌔で4~6万円(ネット販売の農家による)。 そもそもこういうお米はアンマシ流通してないから、値段はあってないようなもの。 でも買おうと思えば、実際2、3百万円に相当する。

こんな計算自体バカバカしいけど、食にこだわろうと思えばこういう計算になる。 だったら、一年のうちの一週間田植えに費やしたり、暑いさなかに除草作業したって「合う!」という事になるのだよ。

お米作って合わない、、、。 お高い石油肥料と石油農機具使って、30㌔7000円でJAに売って「合う」訳なかろうが!

お米は農の象徴だ。 このお米作りから自由を勝ち取る事は超意義深いぞ。

クボタの農機具と住友の肥料ナシに、自分で、自分のために、自分の好みのやり方で作れ。 それは金に換算すると、費やした労力を遥かにしのぐんだぜ。

という事を篤農家のおじいちゃん程分かってる。 今年も植えてると、 「あんたのやり方は凄い!わしはもう真似出来んけど、理に叶うとる。」 「わしの息子はわしがせんようになったら田んぼやせんやろ。」 「金出してお米買うたって安いしな。」 と愚痴をこぼす。

30~50代の農家の長男の中年よ! 戦前から毎年田んぼしてきた重鎮に愚痴を言わせるな!!

合う合わないの話になればなる程、機械と大手製品からの脱却しかないという結論に至る。

だからこそ、バインダー(刈りとり)とハーベスタ(脱穀)、籾すり以外は全て手作業でやっとる!!!

自分の労力で一年分の主食を自給してこそ、盤石の生活が築けるというものなのだよ。

#田植え