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快適な薪の生活が実現するための秘訣とは?

ここ香川でも、一気に薪ストーブの活躍の北風模様になった。 薪ストーブを焚き始めたのはいいけど、まだ大型の薪を家の側に積み込んでなかった。


廃材天国の敷地の周りにぐるっと積み込んである薪を運ぶ。 古いのから順に取る。 建材用のいい廃材をトタンで養生するのがやっとで、焚き物ごときは雨ざらし。 しかも、超大量にあるので、3年モノ、4年モノと古いのもある。


いつもこの廃材ソーラーの乗ってる大きな軒の柱と柱の間に積み込む。


土歩は一輪車で運ぶ。 これらの雑木は乾燥しててもかなり重い。 自分に丁度いい量を積んで運ぶのには慣れてる。


ここのコーナーの雑木が大き過ぎず、細過ぎず薪ストーブには丁度いい。

薪運びの作業中、知り合いの薪ストーブユーザーから電話。 「焚き物があり過ぎて置く所に困るきん、もろてくれる?」と。 聞けば、30㎝ぐらいにカットしてある細目の薪。 そういうのはキッチンのステンレスカマド用の薪にもってこいなので、二つ返事で頂くことにした。


わざわざ持ってきて頂いて、積み込みも一緒にしてくれた。 薪ストーブを焚き始めたとはいえ、完全に毎日3食の料理を薪ストーブの上でする程寒くはない。 最近はこういう小さい薪があり過ぎて困るという状況じゃなかっただけにありがたい。

廃材で家を建てないまでも、ヨソで不要になった廃材を焚いて暖房なり料理、風呂を沸かそうとすれば、置く場所は広い程いい。 広さもさることながら、どこに積み込んで、どう運んで日常使い勝手のいいような動線をつくるか? これが一番大事!


このアルミサッシの向こうに薪ストーブがあるので、いつも冬場はここがストーブ用の薪置き場。


それと、このウロコ状の柱の間との2個所。


たちまち使うための薪は食器棚の下。 これで完璧。

日々、薪を運んではストーブにくべるという繰り返し。 この同線がスムーズじゃないとおっくうになる。 しかも、廃材の薪からは皮や木くずが出る。 ストーブからは灰だって出さないといけない。 それらの掃除もしやすくないといけない。 なので、うちのように入ってすぐの土間部分に置くのが望ましい。 こういう設計は家を建てる前から考えるのが望ましい。 もしくは薪生活に向けて、家の一部を取り壊してリフォームするぐらい労力をかけた方がいい。

薪ストーブと一口に言えど、高級薪ストーブをインテリアとして用いるのから、時計型ストーブで日常の料理に使い倒すのを目的とするのまで、ストーブ本体の選び方から使い方まで様々。

何にせよ、薪の置き場と運ぶ動線が悪いと使うのがおっくうになる。 日常の生活がおっくうではいけない。 そもそもおっくうがいけないのなら、薪の生活そのものがどうなのかという議論になりかねない。

しかし! ボタン一つで何でも制御できるのが快適なのか? 否! 生活の舞台において、何もする事がないのは退屈でしょうがない。 かと言って、めんどくさくて大変な事は日常に定着しない。 適度な作業、かつスムーズでテンポよくこなせる事を快適と言うのだよ。

その快適労働の結果、エネルギーを自給出来て、金もかからないという生活が実現する。

折角やりたくてで始めた自給生活なのに、気がついたら大変な作業に追われて余裕がなくなるというパターンも自ら経験済み。

余裕なくして左ウチワとは言えないよねー♪

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