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もしも井戸が硬水でも、軟水化する方法があったのだ

廃材天国では手掘りの井戸で水を自給している。


廃材天国の水源である、手堀りの井戸 井戸の上は小さな土屋根。 ブドウのツルが成長してきていい感じになってる。

2018年の年初の今年やりたい事の中に、 「井戸に軟水器をつける。」 というものがあった。

実は前々から軟水器そのものは買っておいた。


これがそれ。

実は軟水器をつける前にする事がある。


これは井戸ポンプ。 これが小型だからか古いからか、吐出量が弱い。 軟水器を動作させるためには指定の水圧を確保しなければならない。


同じく日立の浅井戸ポンプだが、こちらの方が大型。 解体現場で獲ってきて、何年もストックしておいたもの。


既存のポンプを外す前に、ストックしてあった方がちゃんと動作するかをチェック。 バッチリ動いた!


軟水器を井戸の脇に置いてみて。


軟水器の配管説明書。


説明書に従って塩ビ管を配管する。


古いポンプを外して、新たなポンプを据える。


ポンプを換えるこの機会に、今までつyけていなかったフィルターをつける。 県内の移住者組の須恵ヨウスケくんに教えてもらったフィルター。


こんな感じ。


軟水器の配管も出来た。 塩ビボンドをつけて管うぃ押し込む時にバルブソケットが緩んだので、 無理くりバーナーで曲げて、何とかツジツマを合わせた。


ポンプから軟水器と、軟水器から既存の家の給水に繋いだ。


やったー! 水が出たーーー!! しかも水量もバッチリ!!


まずは試薬で硬度をチェック。 赤になるのは硬水。


軟水器のフタを開けて、塩を入れる。


ホームセンターで売ってるコレを入れる。 これが大量の安い塩なのだ。


ザザーッと塩を入れる。 この塩によって、軟水になるんだそう。 不思議ーーー!


再度試薬でチェックすると、軟水になった事を示す青になったーーー!!

これで、台所、風呂、洗濯と全てが軟水になり、石鹸の泡立ちがよくなった! キッチン周りの水のスケールも付着しなくなった!

相変わらず飲み水だけは、車で1分の実家の浄水器を通した水を汲んできてる。

この廃材天国の手堀りの井戸は、10年間生活してきて、涸れた事がない。 台所の洗い物、風呂、洗濯、菜園の水遣り、「あ・うんユニット」の水洗トイレと、一年中ジャンジャン使っても。

この記事の冒頭でリンクを貼ったが、掘った当時の写真を見ると懐かしい。 2~3人で、4~5日だった。

そして10年目にしてやっと、軟水化できた事も喜ばしい。

この井戸水、廃材ソーラーの電気、廃材の薪。 これで、うちの5人家族に必要なエネルギーが全て賄える。 電気は売電して月に+1万円ぐらいになるので、エネルギー自給率は100%を超える。 当然の事ながら、光熱費も電気のプラス分以外は、全てタダ。

タダも嬉しいが、 井戸ポンプがトラブったり、 排水管が詰まったり、 という事が起きても自分でササッと解決出来る。

新たにコンセントを作りたいと思ったりしても、すぐに対応出来るし。 これらが家をセルフビルドするだけじゃなく、エネルギーの自給なり、自分で設備工事もしてきたメリットなのだ。

生活していて、 何か困った事が起きたり、 「もっとこうしたい」という欲望が起きる。

そういうあらゆる場面において、 「自分でやる!」事の意義は深い。

というか、 「どうしよ~!」 という、困り果ててモヤモヤした状態から、

「よっしゃ!」 と、対策を閃き。

途中上手くいかない事があったとしても。 諦めずに最後までやりきる。

その後に約束される達成感が、この生活の醍醐味なのだ!!!

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