廃材天国の生活は色々と言い表す事が出来る。
医食住、エネルギー、教育の自給を目指す生活 毎日が日曜日の悠々自適な生活 自分で自分の生活に責任を持つ、自由な生活 お金を浪費しないから、無理して稼がなくても大丈夫な生活 採れたものや頂き物を日々、子どもたちと加工したり料理して、美味しくて健康な生活
何かしらこういう事に興味を持って、このブログを読んで頂いていると思う。 その中でも、「実践したいけど、どこから手をつければいいのか?」という方のための合宿。
前回の合宿での様子
第三回 自給自足合宿(二泊三日)参加者大募集! http://evhiroyuki.net/index.php?go=SrE6L9
以下は先日、メルマガで送った、自給自足合宿の案内。
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超久しぶりの「自給自足合宿」の開催が決定しました。 10月10、11、12日です。 2014年の4月に行って以来、一年半ぶりの二泊三日の合宿です。
実はこの春にも企画しておりましたが、直前の案内だったのと、連休ではなかったのとで、4名の方が申し込んで頂いたにも関わらず、開催に踏み込めずに中止とさせて頂きました。 申し込んで頂いた方には申し訳なかったです。
この合宿の目的は明確です。 それは、自給自足の敷居を下げる事です。
自給自足とは一言では語りつくせません。 何も一事が万事、何から何まで自分だけで生きていこうとする訳ではありません。 スーパーで買った野菜で料理を作る事も、出来合いのお惣菜を買う事からすれば自給に近づく第一歩だと思います。 畑がなくともプランターでシソやプチトマトを栽培する事だって可能です。
そもそも、全て自分で作らずとも、世の中の棄てられる廃材を利用してしたたかに生きていく生活が廃材天国なのです。 解体された家の柱から、出荷できない野菜や果物、まだ使えるけど買い換えで出た家電など、日用品を新品で買う事はほとんどなくても不自由しません。
僕ら夫婦のきっかけは、一緒に環境セミナーを聞きショックを受けた事と、コンテナを改造して家を自作して菜園で野菜やハーブを栽培されている陶芸家の所に通うようになった事からです。 全てが市販のソースやタレを使わない、一から手作りの食卓に毎回感動して、「コレってどやって作ったんすかっ!!」と質問攻めにしたのをよく覚えています。
「あの方は最初に土地を買う資金があったから出来たんだろう。」「でも自分にはそんなお金もないし。」 「自分には出来るのだろうか?」 と自信もなく、すぐに「やるぞ!」と行動したのではありません。
連れ合いの彰子とは自分で廃材の家を建てて一緒に生活を始めようと相談を進めてはいましたが、どこから手をつければいいのかもよく分かりませんでした。
貯金もなければ、家を建てるために実地で勉強した経験もなし。 計画を始めてからの事は一寸先は闇という状態でした。
でも実際には、「廃材で家を建てて、自給自足をしながら、廃材を薪にして陶芸の窯を焚いて!」と夢を語って回っていると、土地を提供して下さる大家さんが見つかりました。
そして毎日実家から通って作業を始めてみると、地元のおっちゃんたちが色々と教えてくれ、助けてくれました。 その時のぶっつけ本番で、基礎から構造を作るセルフビルドでの家作り、電気工事、五右衛門風呂やトイレ作り、配管工事、を全て実践しながら学び、実現しました。
当初は両親にも反対されていましたが、「こういう生活をやりたい!」という自分の気持ちにウソはつけませんでした。 今では親父に、「あの時はどう言うても無理と思って、強引にやってもうたわ。」と笑い話が出来ますが、、、。
今までの15年の中には色んなエピソードがあります。 ブログでは「楽しくて、美味しくて、金もかからん最高の生活やでー!」とか書いていますが、思い返すと色々な大変な事もありました。 これから始める若い方には疑問や不安が多々あるかと思います。 そういう事に、要望があれば逐一お答えしていきたいと思います。
返す返すも、今となっては本当に最高の生活だと思います。 思い切ってやってよかったと心から思えます。
来訪者が増え、単発での見学はお断りするようになって、日帰りの「廃材天国見学会」と、二泊三日の「自給自足合宿」を不定期で開催するようにしました。
日程的に来やすい日帰りと、がっつり実習と夜に語り明かせる合宿と二種類にしましたが、どちらかと言えば合宿がおススメです。
僕も数々の自給自足生活の諸先輩のお宅で労働を手伝い、寝食を共にし、「!!!」と感動で目からウロコが落ちまくり、今の悠々自適の廃材生活が出来るに至りました。
この15年の廃材生活のノウハウを是非、これからの方々にお伝えしたいと思います。
よろしくお願いします。
以下詳細
第三回 自給自足合宿(二泊三日)参加者大募集! http://evhiroyuki.net/index.php?go=SrE6L9
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