第三回、自給自足合宿終了~!
まずは一日目から。
7年前の写真。 廃材天国に住み始めたのは2008年から。
博之さんの司会進行で、スタート。 他のスタッフはあっこちゃん、雅、しょうたくん。
参加者の一人一人の自己紹介。 京都や鹿児島、愛知と、今回もわざわざ遠方から参加者が集まってくれた。
みんなの、 「参加の動機」 「現在の仕事や状況」 「将来のビジョン」 を聞くと、様々な方々が参加してくれてる。
それを聞くと、その環境や状況に応じたアドバイスがしやすくなる。 二泊三日の間に、食事中や休憩中などにも、色々と話をしてお互いに仲良くなると、より話もしやすくなるのが合宿のいい所。
僕の講義、「廃材天国ができるまで」。 こちらからの話ばかりでもアレなので、随時質問を受けながら。
講義の後は休憩を挟んで、廃材天国内の見学ツアー。
まずは天ぷらカー。 車の改造の様子と、今までのエピソードを交えて、細かく説明する。
パイプハウス倉庫内の天ぷら貯蔵タンクと濾過のシステムの説明。
廃材置き場のストックされてる種類別の廃材の説明。
レシプロカルフレームの鶏小屋。
手掘りの井戸。 いい感じにブドウの蔓が成長してきた。
風呂の焚き物の搬入口。 このサッシを開けて、薪を積み込めば中の五右衛門風呂の焚口の真横に薪がストックされる仕組み。 こういう薪生活を快適にするための動線はとてつもなく大事。
廃材ソーラーシステムの説明。
移動式ピザ窯。
二階の陶芸工房へ。
母屋に入り、薪のキッチンシステムの説明。 丁度料理班が、薪調理をしている最中だったので、説明しやすかった。
五右衛門風呂の説明。
コンポストトイレ。
寝室。 ここがしょうたくんが初めて、一から作るのを手伝った建物。
野遊と土歩の子ども部屋。
ツアーの後はあっこちゃんの講義、「自給的手作り生活」。 手作りの極意から、子育ての話、自宅出産と女性だけでなく、みんな感動する話。
あっこちゃんから、薪調理での最後の料理の仕上げのポイントを指導。 これで、料理も完成していよいよ初日の宴会の準備。
ご飯の前に、野遊から風呂焚きの指導。 慣れると、2、3分で焚きつけられる。
今回は京都の京北町に住む雅が鹿を持って帰ってくれた。 京北では猪よりも鹿が多いとか。 雅が獲ってる訳ではなく、鹿は近年増える一方で、猟師のおっちゃんからしょっちゅう声がかかるそうな。
背肉は刺身に。 一度冷凍する事で寄生虫は死ぬので、生で食べても大丈夫。
ローストディアー。
色々とご馳走が並んだ。
ローストディアーの醤油ソース。 半生の肉と自家製ソースがバッチリ。
刺身は、胡麻油と塩、ネギ醤油、塩レモン、柚子コショウなどの自家製の薬味を色々試しながら頂いた。 こういう薬味をストックしておくと、それぞれ変化があって楽しい。
低温ボイルのレバー。 塊の状態で60℃で30分ぐらい茹でる。 猪のレバーより、クセがなくて美味しい。
鹿のレバーでのニラレバ。
鹿のユッケ。 酒のアテに最高。
かぼちゃとツユクサのサラダ。
ナメコ、山芋、オクラのトロトロ和え。
里芋のイガ栗揚げ。 素麺をまぶしてイガ栗風にしてある、うちの里芋料理の定番。
自家製豆腐よう。 豆腐を水切りして、自家製の麹と塩、泡盛に漬け込んで、8ヵ月ぐらいになる。 チビチビ食べて、超濃厚な酒のアテ。
かんぱーい!! 廃材天国のビールに加え、心得た参加者が持ってきてくれた純米酒での宴になった。 奈良の「風の森」や、京都のひやおろし「古都」、しょうたくんが山口の五橋のひやおろし「トラタン」と、いい酒が目白押しだった。
と、一日目から濃いスケジュールをこなして、呑みながら深夜までじっくり話し合えた。
二日目に続く。
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